iPhone14Pro バッテリー交換
本日は、iPhone14Proのバッテリー交換をさせていただきました。
バッテリーの容量について
リチウムイオンバッテリーとは
リチウムイオンバッテリーは、リチウムイオンの移動を利用して充放電を行う二次電池(充電式電池)です。
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発明:1991年にソニーと旭化成が商業化
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使用例:スマホ、ノートPC、電気自動車(EV)、モバイルバッテリー など
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iPhoneでも初代モデルから採用されています
⚙️ 仕組み(超簡略版)
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充電時:
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電子(e⁻)が**負極(グラファイト)**に貯まる
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リチウムイオン(Li⁺)も一緒に移動して蓄積
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放電時:
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Li⁺が**正極(通常は金属酸化物)**に戻り、電子も外部回路を通って戻る
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この電子の流れが電気となってスマホなどを動かします
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✅ 主な特徴
特徴 | 内容 |
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🔄 充電・放電が可能 | 数百回の充電サイクルに対応(500回以上) |
⚖️ エネルギー密度が高い | 同じサイズの他の電池より多くの電力を蓄えられる |
🪶 軽量・小型 | スマホなどの携帯機器に最適 |
🔋 メモリー効果なし | 途中で充電しても劣化しにくい(ニッケル水素との違い) |
⚠️ 注意点と弱点
注意点 | 内容 |
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🌡️ 高温に弱い | 熱による劣化・膨張・発火のリスクあり |
❄️ 低温にも弱い | 寒すぎると性能が大きく落ちる |
📉 劣化は避けられない | 時間経過と充放電で容量が減っていく(サイクル劣化) |
🔒 完全放電に弱い | 0%放置でバッテリーが死ぬこともある |
🛠️ 劣化を遅らせる使い方のコツ
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🔋 20~80%の間を意識して充電(フル充電・0%回避)
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🌡️ 直射日光や炎天下の車内は避ける
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🔌 長時間の充電ケーブルつけっぱなしは避ける(熱の原因に)
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🧠 iOSでは「最適化されたバッテリー充電」機能が有効(夜間充電対策)
iPhoneのバッテリー容量とは?
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バッテリー容量は主に「mAh(ミリアンペア時)」という単位で表されます。
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数値が大きいほど、一度の充電でより長く使える可能性がありますが、実際の持ち時間は容量だけでなく、プロセッサの効率・ディスプレイ・OSの最適化などにも左右されます。
下のグラフは歴代iPhoneのバッテリー容量の値を表したものです。
代表的なモデルをピックアップしたものが下の表です。
モデル | 容量(mAh) | 備考 |
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iPhone (初代, 2007) | 約1400 mAh | 最初のiPhone。3G非対応 |
iPhone 6 Plus (2014) | 約2915 mAh | 初の大型モデル |
iPhone X (2017) | 約2716 mAh | OLEDディスプレイ搭載 |
iPhone 11 Pro Max (2019) | 約3969 mAh | バッテリー持ちが大きな評価を得たモデル |
iPhone 13 Pro Max (2021) | 約4352 mAh | 最大容量クラス |
iPhone 15 Pro Max (2023) | 約4422 mAh | チタン採用、A17 Pro搭載 |
この表からもわかるように、iPhoneのバッテリー容量は、年々、大幅に増加しています。
修理時間と料金
iPhone14Proのバッテリー交換の場合
修理時間:約30分
料金:¥14,000
となっております。
当店は、iPhone以外にも、iPadやSwitch、アンドロイドなどの修理も承っています。
パーツがあれば即日修理可能ですので、お急ぎの方も是非当店にご来店ください。
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