ガラスコーティングとは?
目に見えないガラス皮膜でスマホを守る技術
ガラスコーティングは、スマホの画面や背面ガラスに専用の液剤を塗布し、硬化させることで薄いガラスの保護膜を形成する方法です。
このコーティングは肉眼ではほとんど確認できないほど薄く、厚みは約0.000003mm(3ナノメートル)程度。
ですが、硬度は施工後に9H相当まで硬化し、一般的なガラスフィルムと同等以上の強度を持ちます。
またコーティング剤は液体なので、角の曲面やエッジ部分にもムラなく施工できるのが特徴。iPhoneのようにベゼルが少ないデザインや、Galaxy・Xperiaなどエッジディスプレイを採用してい
るスマホには特に相性が良いです。
ガラスコーティングのメリット
長く美しく、ストレスなく使うために
ガラスコーティングをする最大のメリットは、目に見えない形でスマホをしっかり守れることです。以下のような利点があります。
・傷が付きにくい
ポケットやカバンの中でカギや硬貨と一緒に入れても細かい擦り傷がつきにくく、画面がいつまでもクリア。
・汚れが付きにくく落ちやすい
コーティングにより表面が撥水・撥油効果を持つため、指紋や皮脂汚れもさっと拭くだけで落ちやすくなります。
・操作性アップ
画面が滑らかになり、ゲームやフリック入力がより快適に。指が引っかかる感じがなくなります。
・コストパフォーマンスが高い
一度施工すると約2~3年効果が持続。繰り返しフィルムを買い替えるより結果的に安上がりになることも。
さらに最近では抗菌・抗ウイルスタイプのコーティング剤もあり、衛生面でも安心です。
保護フィルムとの違い
貼るか塗るか、それぞれの特徴
これまでスマホ保護といえば、ほとんどの方がガラスフィルムを貼って対策していました。
フィルムは貼るだけで簡単に装着でき、割れても貼り替えが可能。ただし、気泡やホコリが入ったり、角から剥がれたりするデメリットもあります。
一方、ガラスコーティングは以下のような違いがあります。
・貼る必要がないので気泡ゼロ。見た目が変わらずスマート。
・曲面や側面までしっかり保護できる。
・指滑りが滑らかになり操作性がアップ。
・フィルムのように厚みがないのでタッチ感度が落ちない。
ただし、フィルムのように割れたら剥がして新品に交換ということはできません。そのため強い衝撃を受けた際は、画面自体が割れるリスクはゼロではないため、コーティング後にさらにフィ
ルムを重ねる方もいます。