Switch Lite アナログスティック交換(今治市内)
スティックが左右両方反応が悪い(今治市内)
本日はSwitch Liteのアナログスティック交換をさせていただきました。
スティックを倒しても戻りが悪く、思うように操作することができなくなったようです。
こうなった原因は?
お客様にお話しをお聞きすると、少し前にジュースをこぼしてしまったようです。
分解して内部を見てみると、スティックの根本にベトベトした粘着物が付いていました。
おそらく、このジュースが乾く過程でこのような状態になり、それがスティックのスムーズな動きを阻害していたと思います。
幸いにも、ジュースの影響を受けていたのは、スティックの根本周りだけで、基盤や内部の部品は問題ありませんでした。
Switchにジュースをこぼしてしまったときは、初動の早さが命です。液体が基板に入り込むと、ショートや腐食が発生して故障の原因になります。正しい手順で迅速に対応すれば、復旧の可能性もあります。
【応急処置の手順】
① すぐに電源を切る(強制OFF)
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電源ボタンを12秒長押しで強制シャットダウン。
② Joy-Con、SDカード、ゲームカードなどをすべて取り外す
③ 外側のジュースを拭き取る
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柔らかい布(キムワイプや眼鏡拭き)で優しく吸い取る。
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擦らず、押さえて吸収するのがポイント。
④ Switch本体を逆さにして、液体を出す
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画面を下にして自然に液体が抜けるように。
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ポートやスピーカー部に入った液体も出るように角度を工夫。
⑤ 乾燥
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風通しの良い場所で最低48時間自然乾燥。
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できればシリカゲル(乾燥剤)と一緒にジップロックに入れておくと効果大。
スティック故障の原因と対策
アナログスティックが壊れる主な原因
1. 摩耗(物理的劣化)
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スティック内部の**可変抵抗器(ポテンショメーター)**が摩耗して、正確な位置を検出できなくなります。
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日常的な使用で徐々に劣化し、操作していないのにキャラが勝手に動く「ドリフト」が起こります。
2. ホコリ・汚れの侵入
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スティック周囲の隙間からホコリ、汗、皮脂などが侵入し、内部のセンサーに悪影響を与えます。
3. 圧力や衝撃
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強く押し込みすぎたり、落としたりすることで内部部品が変形・損傷することがあります。
4. 設計上の構造的弱さ
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Joy-Conスティックの構造は小型・薄型設計のため、どうしても耐久性に限界があります。
アナログスティックの寿命を延ばす対策
✅ 1. 定期的な掃除
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エアダスターでスティックの根本に空気を吹きかけ、ホコリの蓄積を防ぎます。
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汚れがひどい場合は無水エタノールで綿棒クリーニング。
✅ 2. 操作に優しさを
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強く押し込まない、無理に斜め方向へ力を入れないなど、丁寧な操作を心がけましょう。
✅ 3. シリコンカバーの装着
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スティック用のキャップやカバーを使うと、汚れや摩耗の軽減に役立ちます。
✅ 4. 使用後の収納を丁寧に
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Joy-Conを付けたまま無造作にバッグに入れるのではなく、専用ケースで保護。
✅ 5. 使用時間の管理
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長時間連続使用は熱や摩耗の原因になるので、休憩を挟むことも重要です。
不具合が出たときの対応
軽度のドリフトなら:
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キャリブレーション(再調整)で改善する場合があります:
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設定 > コントローラーとセンサー > スティックの補正
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改善しない場合は:
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任天堂公式修理(保証期間内なら無料)
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自力で交換:スティックパーツはAmazonなどで数百円で入手可能。
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ただし分解にはY字ドライバーと精密作業が必要です。
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修理時間と料金(今治市内)
Switch Liteのアナログスティック交換の場合
修理時間:約30分
料金:¥5,500(1ヶ所につき)
となっております。
Switch Lite以外の修理も承っています
今回修理をさせていただいた、Switch Lite以外にも、通常のSwitchや有機ELタイプのSwitchの修理も承っています。
基盤や充電口の修理以外であれば、基本的に即日修理で対応できますので、お困り方はお気軽にお問い合わせください。
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