ドリフト現象
本日は、ドリフト現象を起こしたジョイコンの修理をさせていただきました。
ドリフト現象とは?
ゲームコントローラーのアナログスティックのドリフト現象とは、スティックを触っていないのに入力が発生している状態のことを指します。
たとえば、キャラクターが勝手に動いたり、カメラが自動的に回転したりする現象です。
原因と対策
原因
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センサーの摩耗
アナログスティックの多くは可変抵抗(ポテンショメーター)を使って位置を検出しています。これが長期間使用されることで摩耗し、入力値が不安定になります。 -
汚れやホコリの侵入
スティックの隙間からホコリ、汗、皮脂などが入り込み、物理的な誤作動を引き起こすことがあります。 -
センター位置のズレ(キャリブレーションの問題)
本来の「中立位置」がズレてしまい、スティックが常に少し入力された状態と認識されてしまうことがあります。 -
設計や部品の問題
一部のコントローラー(特にNintendo SwitchのJoy-Conなど)では、構造や素材の問題からドリフトが発生しやすい傾向があります。
対策・修理方法
・ソフトウェアキャリブレーションを行う
ゲーム機の設定メニューからスティックの再調整を行うことで、ズレを補正できます。
・エアダスターなどで掃除する
スティックの根本に向かってエアを吹き付けてゴミやホコリを除去することで、一時的に改善することがあります。
・修理または交換
スティック部分を分解・清掃・部品交換する、もしくはコントローラー自体を新品に買い替える方法があります。メーカーに修理依頼するのも一つの手です。
予防する方法
・スティックを乱暴に倒さない
・使用後に簡単に清掃する習慣をつける
・長期間使用しないときはホコリが入らないよう保管する
修理時間と料金
ジョイコンのアナログスティック交換の場合
修理時間:約15~30分
料金:¥2,800
となっております。
Switchだけでなく、Switch Liteや有機ELタイプのSwitchの修理も承っていますので、お困りの方はお気軽にお問合せください。
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