BASIO3のバッテリー交換
本日は、BASIO3のバッテリー交換をさせていただきました。
減りが早く、すぐ電池がなくなってしまうということでご来店いただきました。
背面のパネルを取り外して

バッテリーを取り外します。
この端末は、他のスマホで一般なコネクター接続ではなく、電極が基盤から伸びているピンと接触して通電する仕組みになっていました。

新しいバッテリーを取り付けて、無事修理できました。

バッテリーが劣化すると
劣化の原因
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繰り返し使用で電極が劣化 
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高温環境(40℃以上で劣化が加速) 
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過充電・過放電(安全回路が防いでいるが、繰り返すと影響大) 
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満充電・空状態での長期保存(中間の電圧で保存するのが最適) 
劣化すると起きること
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容量の低下 
 同じ充電量でも使える時間が短くなる。新品のとき100%使えた容量が、劣化により80%や60%しか使えなくなる。
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電圧の低下 
 放電時の電圧が下がりやすくなり、機器が「電池切れ」と判断するのが早くなる。
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内部抵抗の増加 
 バッテリー内部の抵抗が増えるため、大電流を流すと電圧が急降下しやすい。スマホやEVで「急に電源が落ちる」といった症状につながる。
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充電速度の低下 
 劣化した電池は安全のため充電制御が厳しくなり、フル充電まで時間がかかる。
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駆動時間の短縮 
 同じ使い方でもバッテリー切れが早くなる。
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残量表示の不安定化 
 内部の特性が変わるため、残量が急に減ったり、途中で電源が落ちたりする。
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発熱増加 
 内部抵抗の増加や副反応により、充放電時に熱を持ちやすくなる。
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ガス発生・膨張 
 電解液の分解によりガスが発生し、バッテリーパックが膨らむことがある(スマホやノートPCで裏蓋が浮くなど)。
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短絡・熱暴走のリスク増 
 劣化によりセパレーター(絶縁膜)が損傷すると、内部短絡が起きやすくなり、発火・爆発につながる危険性が増える。
劣化したバッテリーを使い続けると
劣化したバッテリーは上記のように、熱を持ちやすく、そのまま使用するとガスが発生して膨張することもあります。
そうなると、他のパーツにも悪影響を及ぼしてしまい、端末の寿命が短くなることもあります。
なので、減りが早いと感じた場合は、なるべく早く交換することをオススメしています。
お困りの方はお気軽にお問合せください。
修理時間と料金
BASIO3のバッテリー交換
修理時間:約30分
料金:¥14,080
となっています。
当店はiPhoneをはじめ、iPadやAppleWatch、Switch、アンドロイドの修理も承っています。
お困りの方はお気軽にお問い合わせください。
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