MacBook Air 13インチ 2017のバッテリー交換
本日は、MacBook Air 13インチ 2017のバッテリー交換をさせていただきました。
使い始めて8年、最近バッテリーの減りが異常に早いとのことでご来店いただきました。
背面のカバーを外すとこうなってます。

この黒い4つの四角いのが、バッテリーです。
かなりの面積を占めています。
コネクターを外したら、バッテリーを固定しているネジを外します。
iPhoneは粘着テープで固定されているので、ネジ固定のタイプは取り外しが楽でいいです。
新しいバッテリーを取り付けて、無事修理完了しました。

バッテリーが劣化すると
劣化の原因
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繰り返し使用で電極が劣化 
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高温環境(40℃以上で劣化が加速) 
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過充電・過放電(安全回路が防いでいるが、繰り返すと影響大) 
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満充電・空状態での長期保存(中間の電圧で保存するのが最適) 
劣化すると起きること
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容量の低下 
 同じ充電量でも使える時間が短くなる。新品のとき100%使えた容量が、劣化により80%や60%しか使えなくなる。
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電圧の低下 
 放電時の電圧が下がりやすくなり、機器が「電池切れ」と判断するのが早くなる。
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内部抵抗の増加 
 バッテリー内部の抵抗が増えるため、大電流を流すと電圧が急降下しやすい。スマホやEVで「急に電源が落ちる」といった症状につながる。
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充電速度の低下 
 劣化した電池は安全のため充電制御が厳しくなり、フル充電まで時間がかかる。
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駆動時間の短縮 
 同じ使い方でもバッテリー切れが早くなる。
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残量表示の不安定化 
 内部の特性が変わるため、残量が急に減ったり、途中で電源が落ちたりする。
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発熱増加 
 内部抵抗の増加や副反応により、充放電時に熱を持ちやすくなる。
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ガス発生・膨張 
 電解液の分解によりガスが発生し、バッテリーパックが膨らむことがある(スマホやノートPCで裏蓋が浮くなど)。
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短絡・熱暴走のリスク増 
 劣化によりセパレーター(絶縁膜)が損傷すると、内部短絡が起きやすくなり、発火・爆発につながる危険性が増える。
劣化したバッテリーを使い続けると
劣化したバッテリーは上記のように、熱を持ちやすく、そのまま使用するとガスが発生して膨張することもあります。
そうなると、他のパーツにも悪影響を及ぼしてしまい、端末の寿命が短くなることもあります。
なので、減りが早いと感じた場合は、なるべく早く交換することをオススメしています。
お困りの方はお気軽にお問合せください。
修理時間と料金
MacBook Air 13インチ 2017のバッテリー交換
修理時間:約30分
料金:¥23,000
となっています。
当店はiPhoneをはじめ、iPadやAppleWatch、Switch、アンドロイドの修理も承っています。
お困りの方はお気軽にお問い合わせください。
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