GooglePixel7aのバッテリー交換
本日は、GooglePixel7aのバッテリー交換をさせていただきました。
若干バッテリーが膨張しており、背面パネルが浮いていました。
このような状態のバッテリーはかなり劣化が進んでいるので、そのまま放置せずなるべく早く交換なさってください。
バッテリーが劣化すると
劣化の原因
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繰り返し使用で電極が劣化
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高温環境(40℃以上で劣化が加速)
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過充電・過放電(安全回路が防いでいるが、繰り返すと影響大)
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満充電・空状態での長期保存(中間の電圧で保存するのが最適)
劣化すると起きること
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容量の低下
同じ充電量でも使える時間が短くなる。新品のとき100%使えた容量が、劣化により80%や60%しか使えなくなる。
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電圧の低下
放電時の電圧が下がりやすくなり、機器が「電池切れ」と判断するのが早くなる。
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内部抵抗の増加
バッテリー内部の抵抗が増えるため、大電流を流すと電圧が急降下しやすい。スマホやEVで「急に電源が落ちる」といった症状につながる。
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充電速度の低下
劣化した電池は安全のため充電制御が厳しくなり、フル充電まで時間がかかる。
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駆動時間の短縮
同じ使い方でもバッテリー切れが早くなる。
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残量表示の不安定化
内部の特性が変わるため、残量が急に減ったり、途中で電源が落ちたりする。
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発熱増加
内部抵抗の増加や副反応により、充放電時に熱を持ちやすくなる。
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ガス発生・膨張
電解液の分解によりガスが発生し、バッテリーパックが膨らむことがある(スマホやノートPCで裏蓋が浮くなど)。
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短絡・熱暴走のリスク増
劣化によりセパレーター(絶縁膜)が損傷すると、内部短絡が起きやすくなり、発火・爆発につながる危険性が増える。
劣化したバッテリーを使い続けると
劣化したバッテリーは上記のように、熱を持ちやすく、そのまま使用するとガスが発生して膨張することもあります。
そうなると、他のパーツにも悪影響を及ぼしてしまい、端末の寿命が短くなることもあります。
なので、減りが早いと感じた場合は、なるべく早く交換することをオススメしています。
お困りの方はお気軽にお問合せください。
修理時間と料金
GooglePixel7aのバッテリー交換
修理時間:約1時間
料金:¥14,960
となっております。
当店はGooglePixel以外にも、AQUOSやXperia、Galaxyなどのアンドロイドの修理も承っています。
店頭に交換パーツの在庫がある場合は即日、ない場合はパーツを発注してからの修理になるので、数日から1週間ほどお時間いただく可能性があること予めご了承ください。
お困りの方はお気軽にご来店ください!
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