Macbook Pro15のバッテリー交換
本日は、Macbook Pro15のバッテリー交換をさせていただきました。
症状としては、充電器をさしていないとすぐに電源が落ちてしまうというものでした。
さっそく修理開始です。
まずは背面にあるネジを外していきます。
ネジを取り外すと背面のカバーが取り外せます。
開くとこんな感じです。
内部にはホコリがかなり溜まっていました。
今後も安心して使えるように、綺麗にしておきます。
次に問題のバッテリーを取り外していきます。
ただ、バッテリーの上にケーブルがあるので、まずこのケーブルを外します。
上と
下にあるコネクターを外します。
ケーブルが外せたので、いよいよバッテリーです。
かなり強力なテープでくっついているので、慎重に外していきます。
外せました。
フレームに残っているテープも、ピンセットできれいに取り除きます。
新しいバッテリーを取り付けます。
ケーブルを
元に戻して
背面のカバーを取り付けて修理完了です。
Macbookのバッテリー交換目安
交換の目安
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寿命の目安
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Appleは「充放電回数 1000回」でバッテリー容量が本来の 80% を下回らない設計、と公表しています。
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毎日フル充電・放電を繰り返した場合は 約3年程度 で交換時期が来ることが多いです。
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週に数回の使用なら 4〜6年程度 持つ場合もあります。
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確認方法
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macOS の「システム設定」→「バッテリー」→「バッテリーの状態」から「最大容量」と「サービス推奨」表示をチェックできます。
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最大容量が 80%以下 になったら交換を考えるのが一般的です。
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3〜5年くらいで交換が必要になることが多いですが、実際にはバッテリーの「最大容量」と「充放電回数」を基準に判断するのが確実です。
交換のサイン
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充電が異常に早く減る
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満充電にしても1〜2時間で切れる。
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電源アダプタを抜くとすぐ落ちる
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バッテリーとして機能していない状態。
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急に電源が落ちる
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残量30%など、余裕があるはずでもシャットダウンする。
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バッテリーの膨張
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トラックパッドが押しにくい、キーボードが浮いている、筐体が歪むなど。危険なので早急に交換が必要。
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発熱が異常に増えた
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普段より熱を持ちやすく、冷却ファンが頻繁に回る。
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異臭がする
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電解質が漏れ始めている可能性があり危険。
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お困りの方はお気軽にお問合せください
劣化したバッテリーを使い続けると、熱を持ったバッテリーの影響で、他のパーツにも悪い影響を及ぼすことがあります。
そうなると端末の寿命を短くしてしまう可能性もあるので、なるべく早く交換されることをオススメします。
交換をご検討の方は、是非お気軽にお問合せください。
修理時間と料金
Macbook Pro15のバッテリー交換
修理時間:約1~2時間
料金:¥18,000~(パーツの値段変動のため)
となっております。
今回の修理でもそうでしたが、Macbookの修理はお客様の修理ご依頼をいただいてからパーツを発注しています。
そのため、修理に取り掛かるまで数日から1週間ほどお時間いただきますので、あらかじめご了承ください。
Macbook以外にも、iPhoneをはじめ、iPadやSwitch、アンドロイドの修理も承っていますので、
お困りの方はお気軽にお問合せください。
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