ご依頼内容
iPhone7 充電の減りが早い
充電の減りが早いためバッテリー交換へご来店いただきました。
バッテリーの最大容量を確認させていただくと72%と大変劣化が進んでいました。この状態だと半日充電が持つか微妙なところです。。
当店ではバッテリーの最大容量85%以下になったらバッテリーの交換時期としており今回は大幅に過ぎていました。
≪バッテリー最大容量の確認方法≫
スマホの設定アプリ>バッテリー>バッテリーの状態と充電>最大容量の確認ができる
バッテリーの最大容量とは購入時を100%ととしそこからどれだけ劣化が進んでいっているのかわかる指数となっています。
バッテリー交換修理
ご自身での修理は他の場所を壊し修理が出来なくなってしまうため絶対におやめください。
本体を開ける
まず中を開ける必要があるため本体の隙間に専用の器具を入れててこの原理で本体の隙間にある強力な耐水テープをはがしていきます。
この時に基板から液晶画面につながっている線などを誤って切らないように注意しながら外していきます。
基盤から接続を外す
中を開けることができたらバッテリーの接続を外す必要があります。バッテリーを接続したままにしておくと思わぬ故障に繋がったり作業中に電源が入らないようにするためにどの修理をするときもまずはバッテリーの接続を外します。
その次は液晶画面が基盤についたままでは作業がしづらいため液晶画面の接続も外します。
バッテリー交換
前のバッテリーは強力なテープで貼られているため無水エタノールを適量使用し隙間に専用の器具を入れこちらもてこの原理でこじ開けます。
この時に他の場所に傷が入らないように壊さないように気を付けながら行っています。
バッテリーをこじ開けることができたらつぎに新しいものを取り付けて動作確認をし液晶画面や剥がれてしまった耐水テープを張り直し元に戻して終了です。
今回も問題なくバッテリーの交換修理が終了しました。
バッテリー最大容量が75%だったのですが交換修理を行うことで最大容量が100%になりました!!
バッテリーの節約術
画面の明るさ
画面の明るさはバッテリーに関係なさそうに思いますが意外と重要で最大の明るさで長時間使用していると本体が熱くなり充電の減りが早くなります。
初期設定では周りの明るさを感知し自動的に明るさ調節が出来るようになっています。
そのため知らないうちに画面が明るくなっていたりすることがあるためバッテリーの劣化を防ぐためにもこの機能は設定からオフにしておくことでより長く使用することが可能です。
≪明るさ自動調節をオフにする方法≫
設定アプリ>画面表示と明るさ>True Toneをオフにする
低電力モードの正しい使用
充電を長く持たせるためにある低電力モードですがこの機能はずっとオンにしていたらいいものではないです。
この機能は充電が20%になったときにオンにすることで本来の機能を発揮します。