ジョイコンのアナログスティック交換
本日は、ジョイコンのアナログスティック交換をさせていただきました。
スティックを操作していないのに、勝手に入力がされてしまう、いわゆるドリフト現象が起きていました。
すぐに新しいパーツに交換、無事直りました。
交換時間は約15分
料金は¥2,800
となっております。
アナログスティックの内部構造
アナログスティックの修理を言われているものは、基本的に下の写真のパーツを交換する作業になります。
しかし、このパーツの内部の何がおかしくなって動作不良を起こしてしまっているのか、疑問に思ったので、パーツ内部を分解してみることにしてみました。
まず、プラスチックの部品を覆っている金属を外していきます。
パーツの種類によって違う場合もありますが、〇で囲ったところにある鉄のピンをペンチなどを使って折り曲げて、引っ掛かりをなくすと簡単に取れます。
内部はこのようになっています。
上の部品を拡大したものがこちらです。
この部品には、スティックが取り付けられていて、スティックの傾けることで、〇で囲った、金色のピンが取り付けられている部分がスライドするようになっています。
次は、下の部品の写真です。
ここには、先ほど見た金色のピンが接する部分に、黒色のシートが貼られています。
この内部構造からみてわかるように、アナログスティックの動作原理は、金色のピンと黒色のシートの接触によって変化する電圧の変化を読み取っています。
そのため、この接触が悪くなったり、パーツがスムーズに動かなくなったりすると、操作性が悪いと感じるようになります。
この写真をご覧ください。
これは別のパーツの内部の写真ですが、ご覧のように、白い粉のようなものが付着しています。
これは、スティックを長い間使用したことで、パーツが削れてできた粉です。
この粉が、金色のピンと黒色のシートの間に入り込むと、接触が悪くなり反応しなくなることがあります。
これが、アナログスティックの反応が悪くなる原因の1つになります。
これ以外の原因としては、プラスチックのパーツが摩耗してスムーズに動かなくなったり、もとの位置に戻らなくなったりする。
ホコリやゴミがスティックの根元に入り込んで、同じくスムーズ動かなくなったり、もとの位置に戻らなくなるといったことが挙げられます。
普段はここまでの分解修理は行っていませんが、分解して内部の構造を確認したことで、アナログスティックの動作原理は、可変抵抗器がもとになっているということがわかりました。
ジョイコンのアナログスティックは、最も修理依頼の多い箇所です。
アメリカでは、壊れやすいことを知っていながら販売を続けているということで、任天堂に対して集団訴訟が発生したりもしています。
確かに壊れやすくて不満はありますが、裁判沙汰にまで持っていくところがアメリカのすごさだと思いました。
話はそれましたが、ジョイコンのアナログスティックの事でお困りの方は、お気軽にお問い合わせください。
Switch修理承っています
各種料金表
修理箇所 | 修理価格 |
---|---|
タッチパネル |
¥9,800 |
液晶画面 |
¥14,800 |
バッテリー |
¥7,700 |
ゲームカードスロット |
¥13,200 |
イヤホンジャック |
¥13,200 |
SDカードスロット |
¥5,500 |
冷却ファン |
¥6,600 |
スライドレール |
¥5,500 |
電源・音量ボタン |
¥5,500 |
スピーカー |
¥5,500 |
水没復旧 |
¥6,600 |
ドックコネクタ |
¥16,800 |
基板修理(データ復旧) |
¥22,000 |
その他 |
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