新居浜市内のお客様よりiPhoneSE第三世代のバッテリー交換依頼をいただきました。
SE第三世代のバッテリー交換時間は最短30分
修理金額は10,000円で防水材交換は別途550円いただきます。
端末紹介
新居浜市内のお客様よりiPhoneSE第三世代のバッテリー交換依頼
御依頼端末の紹介
本日ご依頼いただいた端末はiPhoneSE第三世代です。
iPhone13と同じA15Bionicを搭載し、
5G通信への対応など以外はiPhoneSE第二世代と共通です。
性能としては悪くありませんが、
廉価帯端末のディスプレイサイズ大型化や、
先代のSE第二世代からの目立った改良点がないだけに、
大ヒットとはいきませんでした。
御依頼端末の状態
御依頼内容はバッテリー交換で、
症状のバッテリー劣化は79%まで進行して、
劣化・交換の案内表示が出ています
交換料金は割引なし金額で
10,000円で防水材交換は別途550円いただきます。
各種割引や詳細はスタッフにご相談ください。
修理過程
修理過程
修理は30~45分ほど頂いて行います。
分解
分解は比較的容易です。
防水性などは劣りますが、
完成度が高く慣れれば失敗することはないでしょう。
画面・保護シールド・バッテリーの順で取り外していきます。
清掃
取り外したパーツや本体フレームには、
使用に伴って付く汚れがたまります。
防水材部に溜まる汚れは、
接着・防水不良を、
バッテリー接着部の汚れは使用中のバッテリー脱落・短絡を引き起こす可能性があります。
基本的にどの修理でも、
清掃と接着・圧着に多くの時間が割かれます。
交換
清掃が終わったら仮組を行って動作確認を行います。
組み立て
動作確認で問題がなければ組み立てです。
最後に力を加えながら防水材をなじませる圧着工程を行えば交換完了です。
類似修理や再発防止
類似修理はこちら
再発防止策 バッテリーの劣化対策
最近のiPhone15シリーズは23年後期に出た端末ですが、
最近バッテリー交換の相談や依頼をいただきます。
バッテリー交換のメイン層である
11,12,SE2,SE3など19年後期から22年前期に出た端末よりも新しいのに、
なぜこんなに落下が早いのでしょうか?
原因はいくつかありますが、
主に言われるのが発熱と放熱性の悪さです。
熱とバッテリーの関係
リチウムイオンバッテリーの基本特性として温度変化に敏感というところがあります。
まずは暑さ。
基本的に40~50℃を超えると劣化スピードが加速します。
iPhone15Pro,ProMaxの場合は本体材質が旧来のアルミ合金などから、
チタンに代わり熱伝導性が悪くなり、
さらに内部構造的に背面ガラスから外に熱を逃がすのも難しく、
結果として熱がこもりやすくなっています。
寒さ
劣化に重大な影響はありませんが、
バッテリーは温度が低すぎると劣化とは関係なく温度により
充電可能容量が減少します。
温度には気を付けましょう。