今治市高部より
iPad Pro9.7のバッテリー交換をさせていただきました。
本日は、iPad Pro9.7のバッテリー交換をさせていただきました。
iPadはiPhoneと比べて、バッテリーの寿命は長いです。
しかし、iPad Pro9.7は2016年に発売された機種なので、バッテリーも8年以上使われていることになります。
バッテリーの減りが早く、使用していると突然電源が落ちるといった症状が、頻発したため修理をご依頼なさったようです。
バッテリー劣化の原因と対策
スマホのバッテリーは主にリチウムイオン電池が使われており、経年や使用環境によって劣化します。
以下に、バッテリーが劣化する主な原因と、それに対する具体的な対策を詳しく解説します。
✅ バッテリーが劣化する主な原因
1. 充電サイクルの繰り返し
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バッテリーは「フル充電→フル放電」を1サイクルとして、約500〜800サイクルで劣化が始まります。
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毎日フル充電・フル放電を繰り返すと1〜2年で顕著な劣化が見られます。
2. 高温環境
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リチウムイオン電池は熱に弱く、特に35℃を超える環境では内部の化学反応が促進され、寿命が縮みます。
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夏場の車内放置や、負荷の高いアプリ使用中の充電は要注意。
3. 0%や100%に近い充電状態
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極端な充電状態(0%や100%)を頻繁に行うと、電池に負担がかかりやすくなります。
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リチウムイオン電池は「中間の残量(20〜80%)」が最も安定しています。
4. 急速充電の多用
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急速充電は便利ですが、発熱が伴いやすく、バッテリーに負荷をかける可能性があります。
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特に非純正の急速充電器の使用はリスクが高いです。
5. 充電しながらの使用(ながら充電)
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使用中の発熱+充電中の発熱が重なることで、内部温度が上がりバッテリーにダメージを与えます。
🛡️ バッテリー劣化を防ぐ対策
✅ 適切な充電習慣を身につける
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20%〜80%の範囲で充電する(100%満充電は必要な時だけ)。
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夜間の「充電しっぱなし」は避け、充電が終わったら外すよう心がける。
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一部のスマホには「充電最適化」機能があり、これをONにすることで過充電を防げます(例:iPhoneの「バッテリーの最適化」)。
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✅ 高温環境を避ける
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真夏の車内や直射日光の当たる場所での充電・保管はNG。
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重いゲームや動画視聴など、発熱を伴う操作中の充電は避けましょう。
✅ 純正または信頼できるメーカーの充電器を使用
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適切な電圧・電流を保てる安全設計のものを選びましょう。
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急速充電対応でも、頻繁には使わず、必要な時だけに限定。
✅ ソフトウェア更新を適切に行う
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OSのアップデートでは、電力管理やバッテリー最適化機能が改善されることがあります。
🔋 バッテリーの寿命を感じるサイン
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フル充電してもすぐに残量が減る
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バッテリーが膨張している
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スマホが異常に熱くなる
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急に電源が落ちる
このような兆候が見られる場合は、早めのバッテリー交換をおすすめします。
修理時間と料金
iPad Pro9.7のバッテリー交換の場合
修理時間:約1~2時間
料金:¥21,000
となっております。
お困りの方はお気軽にお問い合わせください。
電話でのご予約はこちらから→0898-52-7995