松山市道後緑台より
AQUOS R 5のバッテリー交換をさせていただきました。
本日は、AQUOS R 5のバッテリー交換をさせていただきました。
購入して約5年、最近バッテリーの減りが早いと感じるようになったので、修理をご依頼いただきました。
バッテリー劣化の原因と対策
リチウムイオンバッテリーの劣化の原因にはいくつかの要因がありますが、主に以下のような理由が挙げられます。
1. サイクル数の増加(充放電回数)
リチウムイオンバッテリーは、充放電の回数が増えると劣化が進みます。一般的に、リチウムイオンバッテリーは500回から1000回程度の充放電サイクルを持つとされていますが、その回数を超えると容量が徐々に減少します。
2. 高温・低温環境
高温や低温環境はリチウムイオンバッテリーにとって非常に負担が大きいです。
-
高温では、バッテリー内部の化学反応が活発になりすぎて、劣化が加速します。また、長時間の高温にさらされるとバッテリー内の電解液が蒸発し、内部の構造が破壊されやすくなります。
-
低温では、バッテリーの化学反応が鈍くなり、電力の供給能力が低下します。長時間寒冷環境に置かれると、充電中にバッテリーが過充電になるリスクもあります。
3. 過充電や過放電
-
過充電:リチウムイオンバッテリーは一定の電圧以上には充電しないように設計されていますが、長時間充電器をつないだままでいると、微小な過充電が繰り返されることになります。これがバッテリー内部の化学物質にストレスを与え、劣化を引き起こします。
-
過放電:バッテリーが完全に使い切られてゼロボルトに近い状態になると、内部の化学物質が不可逆的に変化してしまうことがあり、これもバッテリーの寿命を縮める原因となります。
4. 充電速度の速さ
急速充電は便利ですが、バッテリーに負担をかける可能性があります。高い電流で充電すると、バッテリー内部の温度が急激に上昇し、劣化を早める原因となります。
5. 消費電力の高いアプリの使用
高い消費電力を必要とするアプリでは、バッテリーに大きな負荷がかかります。特に、ゲームや重いアプリケーションを長時間使用する際には、高い放電率がバッテリーを劣化させます。
6. 充電の頻度とタイミング
リチウムイオンバッテリーは、充電を「完了まで」行うよりも、一定の範囲(例えば20%〜80%)での充電を繰り返す方が長寿命を保つと言われています。頻繁にフル充電と完全放電を繰り返すことが劣化を早める原因となります。
7. 製造過程や品質の違い
リチウムイオンバッテリーの品質は、製造元や使用されている素材に大きく依存します。安価なバッテリーや低品質な素材が使われている場合、劣化が早く進みやすいです。
仮に上記の原因を気にしたとしても、バッテリーの劣化を止めることはできません。
少しでも減りが早いと感じたら、是非バッテリー交換をご検討ください。
修理時間と料金
AQUOS R 5Gのバッテリー交換
修理時間:約1時間
料金:¥11,880
となっています。
AQUOS以外にも、Galaxy、Xperia、Googlepixelなどのアンドロイド端末の修理も承っていますので、お困りの方はお気軽にお問い合わせください。
電話でのご予約はこちらから→0898-52-7995