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通帳の磁気テープの偉大さに気が付きました

先日、とあることがきっかけで磁気テープについて興味を持ちました。

今日はこの場を借りて、磁気テープについて解説していこうと思います。

 

 

先日ATMで通帳の記帳をするとき、最後の行のあるページを開いてATMに挿入すると思います。

なので、そのページを開けて見ると、既にすべての行に記帳がされていたので、次のページを開いて機械に入れました。

すると、指定のページを開いてから入れ直してください、と画面に表示されました。

通帳を見直すと、最後の一行がまだ空いていました。

そのときにふと疑問に思いました。

なぜ、機械は間違ってページを開いているのがわかったのかと。

まさか中でいちいちページを開いて確認しているわけでもないだろうし、どのような原理なのか知りたくなりました。

 

すべては磁気テープのおかげ

 

ネットで調べると、それは磁気テープに通帳に関するデータが保存されているおかげであるとわかりました。

磁気テープは、磁性体を塗布した帯状のプラスチックフィルムにデータを記録・保存するメディアです。

音声、映像、コンピュータデータなどを保存する目的で、長年にわたり広く使用されてきました。

磁気テープは以下の層で構成されています

  1. 基材(ベースフィルム)

     ポリエステルなどのプラスチック製。テープの強度を支える。

  2. 磁性層

     酸化鉄(Fe₂O₃)やバリウムフェライトなどの磁性粒子を含む。ここに情報が磁化によって記録される。

  3. バインダー

     磁性層の粒子を固める接着剤の役割。

  4. 裏打ち層(必要に応じて)

     テープの滑りや静電気対策、機械との摩擦軽減などの目的。

 

主な用途

  1. 音声記録(カセットテープ、オープンリールなど)

  2. 映像記録(VHS、Betamax、U-maticなど)

  3. コンピュータデータの保存・バックアップ(LTO、QIC、DAT、DLT など)

  4. 長期アーカイブ(災害時にも比較的耐性が高く、低コスト)

 

CDやDVDなどの光ディスクを利用した媒体が発明されるまでは、一般的な情報保存媒体でした。

 

スマホと磁気テープは相性が悪い

ここまで説明してきた磁気テープには弱点があります。

それは静電気や磁場の影響を受けやすいことです。

強い磁場や静電気にさらされると、データが破壊されることがあります。

最近のiPhoneなどにはMagSafeなどの磁器を利用した機能があり、端末と通帳を近づけすぎると磁気テープが壊れてしまう可能性があるので、持ち運びの際は注意してください。

 

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