本日は新居浜市内のお客様よりiPadmini5のバッテリー交換依頼を頂きました
端末紹介
本日は新居浜市内のお客様よりiPad mini5のバッテリー交換依頼を頂きました。
状態を確認したところ、
バッテリー膨張により液晶が圧迫され一部変色している様です。
iPadmini5は19年発売でiPhoneXsシリーズと同じ処理装置を持つ
タブレット端末です。
iPadmini7が発売された今でもwifi,セルラーモデル共に現役
で使用されている端末は多いです。
ただそんな端末でもバッテリーの劣化や使用状況により
ある現象が起こりやすくなります。
そう、それはバッテリー膨張です。
古い端末に忍び寄る、
バッテリー膨張って何?
バッテリー膨張
基本的には過放電・過充電や異常な加熱によって発生するこの症状。
過充電・過放電は制御回路の故障や、
長期間の空充電状態での放置で発生します。
異常な加熱の場合は夏場の車内放置やコタツ・ヒーターの熱高熱が当たる場所での放置・使用など、
これら三つの要因でバッテリーの膨張は発生します。
ただ、これらの他古い端末ではバッテリー膨張が起こりやすく感じます。
一概に関連性があるとは言えませんが、
戸棚にしまっている端末や、自身や周りの方が使っている古い端末などでバッテリー膨張が起こっていないかは気にしてみるのもいいでしょう。
もしバッテリー膨張が起こったら?
バッテリー内に可燃性ガスがたまっている可能性や、
膨張によって空いた隙間から異物が侵入する可能があります。
形態の充電を最大でも40%以上にしないようにし、
可能な限り早く交換してもらいましょう。
修理過程
iPadminiやAirはベゼルが薄く、
下手にヘラを入れたりアルコールを注すとぶち壊れます。
主にヒートガンを使いながら、
始点を作るためなど用途を絞り、
上部などフレキが少なく、液晶から遠い位置で少量アルコールを使います。
上手く画面が外せたらバッテリー交換を始めます。
iPadminiなど一部機種は基板を取り外さなくとも
バッテリー交換ができるため楽ですね。
ガラスフィルムの台紙とアルコールや専用の幅広いヘラを使用しバッテリーの接着を剥がしていきます。
上手く剥がれたら、
本体に残った接着剤を彫刻刀状の刃物を利用し除去します。
後はバッテリーを取り付け、動作確認を行えば修理完了です。
お問い合わせなど
iPadの修理は今回のmini5でも21000円ほど
一週間ほどのお預かりでの作業になります。
修理をお考えの方はお気軽に下記リンクなどからご相談ください。