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愛媛県西条市のお客様よりswitchの修理依頼

本日は愛媛県西条市のお客様よりスイッチの修理依頼を頂きました。

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端末紹介

本日は愛媛県西条市からご来店いただいたお客様よりスイッチの修理依頼を頂きました。

症状としては発熱とジョイコンの接続不良とのこと。

これらの症状は比較的起こりやすい故障のうちのいくつかです。

スイッチの故障しやすい部品

スイッチには故障しやすい部品がいくつかあります。

  • 可動部品類と充電ポート

    稼働部品
    強制空冷ファンやスタンドなど。

    動く部品は摩耗や振動で異常をきたし、
    いずれ故障してしまいます。

    同じように毎日抜き差しされる、
    TypeCポートやジョイコン差し込みコネクターも故障しやすい部品の一つといえるでしょう。

    基本的には交換で治るものが多いですが、
    充電ポートの故障は接点同士がショートし内部基盤を巻き込んで壊れることが非常に多いのです。

    基板修理を含めると二万円ほどの高額な修理費になってしまうことが多いため
    TypeCポートの取り扱いには十分注意しましょう。

  • 外部に露出している、する部品

    先ほどの充電・通信を行うTypeCポートはもちろんのこと、
    ジョイコン差し込みレールやSDスロット・ゲームカードスロットなど。

    外部に露出している部品は
    雑に扱うとすぐに壊れてしまいます。

    特にSDスロット部のBTBコネクタは劣化で壊れやすく、
    修理するとなると小判修理しかないので壊さない使い方をするのが一番です。

  • 時間とともに壊れやすくなる部品

    時間とともに壊れる部品・・・様々ありますが
    フレームの湾曲に伴う基板破損でしょう。

    中古のswitch市場や
    修理に来るお客様の端末を見ているとたまに曲がった端末があります。

    決して幻覚などではなくswitchが曲がっているのです。

    事実水平な机の上に置くと反っていることがわかります。

    んで、これらの端末にほぼ共通して起こる故障・・・
    それはブルースクリーンです。

    主にAPUやRAMのはんだにクラックが入ったり、
    反りにより接点ごと剥げてしまった際に発生し修理は困難を極めます。

    もしswitch liteで起こったら新品価格を超えることはほぼ確実でしょう。

修理過程

スイッチの修理
初心者がミスしやすいのは外装分離時が多いでしょう。

三枚羽溝ネジやプラスチック製ネジ穴の破損など。

よく言われる押す力を8割、
残り二割で回すことやある程度の道具を使えばネジナメやネジ穴ナメは発生しにくいです。

おすすめの道具はベッセル社製の精密特殊ネジ用ドライバーです。
電動ドライバーを締め作業に使うと過剰な力でネジや穴を壊すことがあります。

外装が取れたらシールドと外装の清掃を行います。

シールドを外すと・・・あまり汚れていませんが、
ヒートパイプ下のゲームカードスロット用コネクタ部
やはり埃が詰まっていますね。

ファンに関しては異音なども無く、
普通に動いているので清掃を行って終わりです。

ジョイコンの接続レール部はねじ止めを外し、
FFCコネクタからケーブルを抜いて交換すれば修理完了です。

組みなおし前には必ず動作確認を行いましょう。

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