本日は新居浜市 内よりXperiaXZ2のバッテリー交換依頼です。
端末紹介とバッテリーが膨張しやすい端末について。
端末紹介
本日は新居浜市内よりバッテリー交換の御依頼。
機種はSONY製のランチ◯ックことXperiaXZ2
バッテリーが膨張しており画面が浮いています。
画像では画面を取り外した後ですが、
バッテリーを交換して動作確認が取れるまでは安心できません。
バッテリー膨張しやすい端末とは?
今回のように一部のXperiaやPixelなど、
バッテリーの膨張がしやすい端末というものがあります。
原因は何なんでしょうか?
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バッテリーの構造的欠陥
バッテリーに以上が起きる時、
一番考えやすいのは経年劣化や構造的欠陥があります。品質が悪いものの他、GalaxyNote7などの
バッテリーの極板に欠陥を持つ端末があります。海外通販や、大手通販サイトでバッテリーを購入するときなどは注意しましょう。
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端末の排熱不足
膨張を起こす原因にはバッテリーの利用温度なども関係してきます。
有名なものだとSD810処理装置を搭載したarrowsやXperiaなどです、
高性能を目指したものの発熱が問題に。排熱も性能が不足しており、使用時は30℃を超える上排熱できないため内部はそれ以上に。
結果としてバッテリーが膨張しやすくなります。
温度は非常に重要で25℃や常温を超えて長時間利用すると劣化しやすくなります。
冷却なしのワイヤレス充電や急速充電などを行うと
最新の15シリーズでもバッテリーが一気に劣化していきますので注意しましょう。キャリアが販促を行っている2,30w超えの高速充電も同様です。
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充電制御の異常
最後にバッテリーは容量を超え放電・充電することや、
複数のバッテリーを繋げて運用する機種ではすべてのバッテリーの電圧などが揃っていないと異常を起こします。18650バッテリーセルを複数使用する
電動工具やアシスト自転車などで多く見られる故障です。過放電・過充電は保護装置のついていないバッテリーや容量偽装、
保護装置の故障で異常が発生します。特に過放電はエネルギーを溜めて故障を起こし、
爆発などを起こすため大変危険です・・・
修理過程
画面を取り外し清掃
Android修理の際は清掃が非常に重要です。
というのも画面がiPhoneの様にツメ・テープ・ペンタローブネジで留められているわけではなく、
スポンジ状のテープやM3 Tesaテープや接着剤で留められているためです。
粘着を阻害する、油脂・塵・埃や古い粘着剤等は除かねばなりません。
粘着が甘い場合は表面を少し荒らすのも手です。
次にブランケットを外します。
最後にバッテリーを外すのですがXZ2のバッテリーはケースに入っており、
本体にテープで付けられていないので取り外しが非常に容易。
デメリットは多いけど他社も見習え、復活しろ。
お問い合わせなど。
新居浜市以外からもバッテリー交換・画面交換などの御依頼を多くいただきます。
iPhoneなどの修理価格は下記からどうぞ。
修理相談などは下記リンクなどをご活用ください。