①新居浜市西町よりiPhone12miniの
水没復旧でご来店いただきました。
間違えてiPhone12miniが入っていることに気が付かずに
洗濯してしまったとのことで新居浜市西町よりご来店いただきました。
2週間ほどご家庭で乾燥させたこともあり、
内部に目立った水気は見受けられませんでした。
しかしながら水没シートからもわかる通り広範囲での水没が
見受けられました。
起動音はするけれども画面つかないとのことで画面を取り換えてみるも
復旧せず、どうやら画面をつないでいる端子が水没してしまったことで
画面を読み込めなくなってしまったしまったようです。
②耐水と防水
耐水と防水は似たように聞こえますが一体何が違うのでしょうか?
まず、耐水は外部からかかる液体に耐えうるということを指します。
お料理をしながら、お風呂につかりながら、
傘を持っていないときにかぎって雨に降られたなど
様々なシチュエーションが考えられます。
次に防水は完全に液体につけた状態に耐えうることを指します。
例を挙げるとすれば、海水浴やプールでの運動量の記録、
ポケットに入れていたらトイレに落とした、
お風呂で使っていたら手が滑って浴槽に落としてしまった
などでしょうか。
時計に〇気圧防水と書かれているのを見かけたことはないでしょうか?
これは1気圧あたり水深10mまでの水圧に耐えうることを示しています。
こう聞くと何だかとても丈夫そうに聞こえてしまいますが
過信してはいけません。
なぜなら、これはあくまで静止状態で耐えうることを
示しているからです。水泳などで使用するには10気圧防水は
必要と言われています。
③Apple製品は防水?耐水?
まず、比較が分かりやすいAppleWatchから見てみましょう。
- series1、初代 IPX7(1気圧防水)
- series2以降 水深50m(5気圧防水相当)
- ultra以降 水深100m (10気圧防水相当)
とされています。 つまり、series1、初代は小降りの雨程度、
series2以降は水仕事、ultra以降はスポーツ対応と言えるでしょう。
次にiPhoneについて見てみましょう。
- ~6s 防水機能なし
- 7~XR、SE2 水深1m/30分
- XS~11 水深2m/30分
- 11Pro、11ProMax 水深4m/30分
- 12~15ProMax 水深6m/30分
とされています。つまり、iPhoneは比較的濡れることに弱く
あくまでも触れる程度までを防ぐことができると考えた方が
よいでしょう。生活防水がついているからとスマホを洗ったりするのは
大変危険なため汚れなどが付いた場合はふき取るようにしましょう。