iPhone12mini 充電が反応しない
どんな症状??
急にフル充電ができなくなり電源が落ちてしまい上記の写真のような状態になっていました。
この状態でも充電できているのか確認できるためお店の充電器で反応があるのか確認し、充電器の問題か充電元のコネクター部分なのか判別します。
充電器を刺すと上記の写真のように充電器の表示がなくなったため充電器の反応がすることが確認できます。
この表示が出る場合、充電器をさしたまま数分間置いておくと電源がつくぐらいであれば充電できるのですが数十分たっても電源がつかなかったです。
原因とは??
考えられる原因
バッテリー
先ほどの症状でまず考えられるのはバッテリーの劣化が原因で充電ができない可能性が高いです。
バッテリーの劣化は充電回数や環境温度、長期間の未使用などが原因で引き起こしてしまい、充電の反応がするのに充電が100%にならない場合はほとんどがバッテリーの劣化が原因です。
バッテリーの劣化具合はiPhoneの設定画面から確認することができます。
≪バッテリーの劣化具合の確認≫
設定アプリ>バッテリー>バッテリーの状態と充電>最大容量
*バッテリーの最大容量とは新品購入時を100%とし、どれぐらいバッテリーの最大のパフォーマンスが出来ているのか示した指標になります。
ドックコネクター(本体の充電口)
今回は充電の反応があったため多くの人が充電器口は壊れていないと思われると思いますが、iPhoneなどのスマートフォンは精密機械の為複数箇所の故障で症状が出ている場合も少なくないです。
実際に新しいパーツに交換し通常通り動くのか一つずつ試す必要があります。そのため修理の受付の際は様々な可能性をお伝えさせていただきご了承を得たうえで修理をさせていただきます。
基板(本体を動かすため部分)
基板とは本体を動かすための部品で車で言うところのエンジン部分になります。
バッテリーやドックコネクターの修理をしても改善しない場合は基板に問題があり、熱暴走やゴーストタッチ、急に電源がおちたり様々な症状が出てしまいます。基板が故障している場合の初期症状として充電の減りが異様に早かったり熱を持ってしまったりすることがあればほとんど基板が影響しています。
今回の修理について
今回行った修理
まずは、本体を開ける作業に入りますがiPhoneは中に水が入らないように厳重に液晶画面と本体を強力な耐水テープを使用しています。
そのため専用の器具を使用し液晶画面を割らないように慎重に本体を開けます。このとき強力な耐水テープが途中で剥がれてしまうため今後使用する際に少しの水で水没してしまう恐れがあるので修理と合わせて行うことで今後も変わらない耐水性を保持できます。
中を開けれたらバッテリーが基板に繋がっているので接続を外し電気が回らないように本体のデータの安全を確保します。
今回は新しいバッテリーを仮付けすることで充電が溜まるようになったのでバッテリーが原因だとわかりました。また、今回のバッテリーは膨張が始まっており膨らんでおりました。
膨張もバッテリー劣化の症状の一つで膨張が大変危険な状態なので今回のタイミングで膨張が見つかりよかったです。
今回のようなフル充電できない症状などございましたらいつでもご相談ください!!
他にも様々な修理が可能ですので本体をお持ちになって一度ご来店ください!!
料金や修理時間
料 金 :11,000円
修理時間:1時間半ほど(動作確認などを含む)