本日は四国中央市のお客様よりiPhoneSE2のバッテリー交換依頼をいただきました。
iPhoneSE2のバッテリー交換時間は平均30分
修理金額は6,380円で防水材交換は別途550円いただきます。
【目次】
ご依頼端末について
本日は四国中央市のお客様よりiPhoneSE2のバッテリー交換依頼をいただきました。
ご依頼端末について
本日の御依頼端末であるiPhoneSE第二世代は、
iPhone11シリーズに搭載されたA13Bionicで近代化されたiPhone8です。
事実iPhone8とiPhoneSE第二世代は多くのパーツが共通で取り回しも変わりません。
ただ、この機種の魅力はSEシリーズであることに集約されています。
iPhoneのSEシリーズって?
iPhoneは通常モデルと大型のPlus、
望遠や映像表示と少しの処理性能強化を行ったProと大型のProMaxの計四機種を毎年発表しています。
ただ、どれにも言えるのは高いこれに尽きるでしょう。
そこで、デザインを含め基本設計は旧型機のものを、
処理装置は現行最新機種と同じものを搭載したのがSE(Special Edition)です。
先代は16年前期に発売され、約四年越しかつメインシリーズのホームボタン・指紋認証廃止で、
iPhoneSEとiPhone8などからの乗り換え需要を一気に受け入れる端末となりました。
普及率は非常に高く、
サブでなくメインで使う方もいまだに多くいます。
ご依頼端末の状態
今回の御依頼端末の状態はバッテリー劣化により、
バッテリー容量新品比76%へ劣化です。
バッテリーの寿命は使用温度・サイクル数・容量で大きく決まってきます。
基本的にバッテリーの満充電容量分を放電・充電して1サイクル。
これを500~800回行うと寿命を迎えるので、
容量が少ないiPhoneSE2,3や12mini,13miniは通常シリーズに比べ劣化が早いのです。
また、平均して2~3念を目安としてバッテリーの交換時期になるので、
以前非正規点を利用した方もぜひご確認ください。
修理過程
iPhoneSE第二世代の修理は前述したように、
iPhone8との共通化により分解法などもほぼ同じです。
分解
iPhoneX以降接着・防水材の面積が増え、
分解が難しくなっていきますが、
iPhoneSE2はiPhone8と共通なので比較的分解は容易です。
画面フレキを切ってもリカバリーが効きますが、
ホームボタンフレキなどは絶対に破損させないよう注意しましょう。
清掃
バッテリーは加熱して吸盤とごく少量のアルコールで取り外します。
画面の防水材接着部やバッテリー接着部など、
これらは分解後に清掃を行わないと、
交換する接着剤の機能が落ちてしまいます。
綿棒や脱脂綿などを利用して清掃しましょう。
交換
清掃が終わったら、新しいバッテリーと防水材を取付ます。
組み立て
動作確認を行ったら各シールドやネジを付けなおし、
最後に圧着を行って修理は完了です。