本日は愛媛県新居浜市内のお客様よりiPhone13のバッテリー交換依頼を頂きました。
バッテリー交換は30~45分ほど。
内部の汚れや機種によっては1時間ほどになることもあります。
androidやiPadのバッテリー交換について
アンドロイド搭載端末やiPadのバッテリー交換は
お取り寄せ修理や1週間ほどのお預かりが必要です。
端末紹介(iPhone13)
今回は愛媛県新居浜市内のお客様よりiPhone13のバッテリー交換依頼を頂きました。
iPhone13は21年発売の端末です。
目に見える変更点といえば
処理チップ・スピーカー・カメラといつものやつです。
詳細な変更点でいえば、faceID関連パーツに大幅な変更があり、
ドットプロジェクターに保護具が付き
近接センサー類とイヤースピーカーが分離。
そんな端末も早3年が経過しバッテリーの交換時期が来たようです。
劣化度合いは85%
少し劣化が早い気もしますが、
ゲーム・配信や高温状態で使用するとこういう値にもなりますよね。
本体温度とバッテリーの劣化
そう、先ほど本体温度が高いとバッテリーの減りが早いという話がでました。
そう、iPhone15シリーズですね(爆熱)
スマホに使われるリチウムイオンバッテリーや
各種二次電池は温度の変化に弱いです・・・
寒いと性能が下がり、
熱いと劣化が倍近い速度で進みます。
注意したいのは主に二点
-
重い処理
ゲームや動画配信などノートパソコンでもできない物があるほど
重い処理を冷却ファンもないスマートフォンでやるということはつまり発熱が激しいということ。 -
充電発熱
充電時
特に高速充電やエネルギー変換を行うワイヤレス充電
高速充電は流れる電力が増えれば数%十数%のエネルギーロスでもかなりの発熱になります。AC-DC変換でさえ変換効率90%で優秀とされる一方
AC-DC-磁力-DCで変換を行うワイヤレス充電は・・・
道中の変換ロスはともかく磁力-電力変換でも60~70%といいますから、
発生する熱でバッテリーの劣化が早まることは想像に難くありません。充電製品の中には冷却を行いながらワイヤレス充電を行う機器もありますし、
寝ている間に充電する人はUSB TypeAの低速充電器を使ってみるのもいいかもしれません。
修理過程
iPhoneのバッテリー交換・修理難易度はiPhone11,SE2~3シリーズ以降急激に上昇しました。
特に注意したいのがminiシリーズなどです。
これらの難易度上昇は防水性を確保するために使用されている
耐水接着剤
これが原因です。
iPhone11,SE2~3まではテープ状のもの
12以降はテープのようですが液ゴム接着剤の様になり接着力はより強固になったのです。
下手にやると接着を剥がせないまま、
力任せに画面を剥がし壊したり、変に力を入れすぎて破損させたりします。
miniシリーズは画面が小さいので、
剥がす際の曲げに弱くすぐ逝きます。
道具をそろえない限り個人でやるのは無謀です。
話がそれましたが分解開始
端末を38℃程度に加熱し、
ヘラを刺しアルコールで接着力を弱くします。
ヘラは垂直に刺し、
角度を変えるだけです、決して水平に刺し込まないでください。
ヘラは弱めに何度も動かしアルコールをしみ込ませる程度
ある程度力を入れて剥がすのは
接着面積の広い四つ角です。
上手く剥がれたら内部のケーブルを引きちぎらないよう、
画面を持ち上げます。
コネクタを覆うシールドを取り、画面と本体を分離します。
後はバッテリーを破損させないように、
接着テープを引き延ばして取るなり
アルコールで湿らせプラスチックヘラや吸盤で持ち上げて外してください。
バッテリーテープは剥がさずに仮付けし、
動作確認を行います。
耐水テープの除去張り替えはかなり難しく
除去はブチブチちぎれたり溶けていてうまく取れないことが多いです。
基本は小型の彫刻刀のような刃物を使い削り取りますが
電波透過用のプラスチック部分を削ったり
物理ボタン部のケーブルを切ったりしやすいので気を付けましょう。
耐水テープはある程度残るものなので、
残った部分は綿棒とアルコール、
インカメラ周辺など狭い部分や物理ボタン周辺は太めのピンセットに
産業用パルプワイパーを巻き付け細かく拭いていきます。
すべてうまくいったら新しい物を張り付けるか、
接着剤を塗ったら閉じて交換完了です。
要した時間は45分ほど。
料金は14,300円になりました。
お問い合わせなど。
本日は愛媛県新居浜市内のお客様よりiPhone13のバッテリー交換依頼を頂きました。
iPhoneの当日修理・バッテリー交換の他にも
android搭載端末の修理・バッテリー交換やiPadやMacbookの各種サービスも提供しています。