はじめに
こんにちは、スマートクール今治新都市店です。
iPhoneユーザーの皆様はバックパネルについて最初に何を思い浮かべますか?
ガラス製?それともAppleのロゴマーク??
実は多くの機能を持っているパーツであるにも関わらず、どんな機能があるのか知らない人は多くいます。
修理に来られる人でも、フロントガラスの割れは直すのに、バックパネルの割れを直す人は少ないです。
今回はバックパネルに備わっている機能についてまとめてみました。
背面割れしている方は説明した機能が使えなくなる可能性が大いにあるので、是非ご覧ください。
ワイヤレス充電とMagSafe対応
iPhone 8以降のモデルでは、背面にガラス素材が使われています。
これはワイヤレス充電に対応するためで、金属では電磁誘導による充電がうまく機能しないためです。
また、iPhone 12以降には「MagSafe(マグセーフ)」が搭載されました。
バックパネル内部に円形のマグネットを内蔵しており、MagSafe対応充電器やアクセサリーを背面にしっかり固定できるようになりました。
これにより、従来のワイヤレス充電よりも正確で安定した充電が出来るようになりました。
通信性能に適した素材
iPhoneは5G、Wi-Fi、Bluetooth、GPSなど、さまざまな通信機能を備えています。
そのため、バックパネルは電波の透過性が高くないといけません。
ガラスは金属と比べると電波を妨げにくく、内部のアンテナ性能を最大限に発揮させるために非常に適した素材になります。
金属製だったiPhone 6や7では、「アンテナライン」と呼ばれる樹脂部分を入れるなど、電波を受け取る工夫がされていました。
カメラ機能との一体化
iPhoneのカメラは年々高性能化しており、バックパネルには複数のレンズやセンサー、フラッシュ、マイクなどが組み込まれています。
特にiPhone 11以降では、広角・超広角・望遠などの複数のレンズが搭載されており、その分だけ精密な設計と高い強度が求められます。
ガラス素材の強度を保ちながら、光学性能を発揮する構造設計がなされているのです。
防水・防塵
iPhoneはIP67(iPhone 7以降)やIP68(iPhone XS以降)といった防水・防塵等級を取得しており、バックパネルはその密閉構造の一部になります。
バックパネルは本体フレームと耐水テープによって強固に貼り付けられており、水や埃が内部に侵入するのを防いでいます。
まとめ
以上の事から、
・ワイヤレス充電をするために「MagSafe」が搭載されている
・電波の阻害にならないためにガラス素材が使われている
・複数のレンズやセンサー、フラッシュ、マイクなどが組み込まれている
・水やホコリが内部に入らないようにしている
というこ
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