夏冬スマホ病って?!
季節ごとに気をつけるべき故障と、放置してはいけない故障を解説します。
雨じゃない、水もかけてないのに水没・・・
どうも、スマートクールイオンモールイオンモール新居浜店です。
本日は冬季や梅雨よりも増えてくる
水分原因の故障、
俗に言う水没故障の夏季だからこその注意点などを解説します。
夏は水没故障に注意!
リンゴループ・タッチ不良・文鎮化などなど、
梅雨よりも夏に近づくほどこれらの故障が増えてきます。
底原因となるのはやはり湿度と汗など・・・
スマホはどこにしまいますか?
そう聞けば多くの方はこう言うでしょう、衣服に・・・ポケットに入れると・・・
ですが今の季節、衣服は多量の汗を吸っており、
そのポケットの中にいれると故障につながってしまうのです。
防水なのに壊れるの?
iPhoneなど近年のスマホは特殊なものや廉価品を除き
IP86などの防水・防塵基準に適応した設計がなされていますが、
石鹸、洗剤、酸や酸性の食品、および液体 (香水、虫除け、ローション、日焼け止め、油、接着剤リムーバー、毛髪染料、溶剤など)
この様なアルコールなどの溶媒や汗やジュースなどが付着していくことで、
防水性を担保するためのパッキンが劣化していき
内部に水分が入り故障してしまいます。
壊れないように使うには?
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適切な時期に買い替え
バッテリーや防水パッキンなど、
画面が割れずとも背面が割れずとも
本体は劣化していき、ふとした時に故障します。新品が水没しないわけではありませんが
年々増大するリスク回避や性能向上目的での買い替えなら十分価値は有るでしょう。 -
長期使用できる使い方
濡らさない・蒸らさない・揺らさないなどなど、
もう少し詳しくすると。-
濡らさない
水没の原因・パッキンの溶解などの原因になるので
基本的に濡らさず使うことが大切です。水中撮影がしたい時は、AppleCareに入っていることなど、
故障したときを考えて、水中撮影用の信頼が置けるメーカーのケースなど使用しましょう。というか水中用のアクションカムとか中古端末を使いましょう、修理費より大抵安いです。
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蒸らさいない
濡れも大敵ですが、蒸れもまた同様。
スマホ内で結露が発生したときなどは最悪の極みです・・・
特にこの季節、ポケットの中は非常に高い湿度と温度、
一方室内などはエアコンが効いており
結露が発生しやすい状況ができています。汗をかくと思ったら、
この季節だけでもいいので、
カバンの中などにしまいませんか? -
揺らさない
揺らさない!?そんなのスマホが使えないじゃない。
揺れに注意するのは自転車やバイクなどです・・・
そう、バイクや自転車など、
スマホマウンタにつけてナビ代わりにしている方も多いかと思いますが、
スマホは精密機器
走行時の小刻みな振動で稀に故障するのです。壊れやすいのはカメラのAFや手ブレ補正機能などのほか、
振動でネジが緩んでいきショートを起こすようなことも。 -
壊れたらすぐ治す
画面・背面などなど、壊れても動作にししょうがないので放置しがちですが、
内部に水分やホコリが侵入します。一度水没症状などが出てしまえば、
基板修理で治っても長期に使える可能性は低くなります。
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メンテナンス
スマホは基本買い替え前提・・・
ですが長期に使うことも珍しくありません。
そんなときにしていきたいのがメンテナンス。
基本的にはバッテリーとパッキンの交換です。
不調が有る場合は充電コネクタの交換もです。以下は劣化したパッキンや、
使用によって溜まった汚れの画像です。本来ゴム状のパッキンは液状に溶解しているものもあります。
季節に関係なく、修理しておいたほうが良いこと。
画面割れ?使えるから直さなくていいや。
修理費もそれなりにするので、
修理しなくてもいいや、そんな気持ちわかります。
ですが画面は使用できなくならなくても
画面割れや背面割れのせいで内部の基板が故障することはよくあります。
完全に故障する前に修理できるようにしましょう。