本日は新居浜市内のお客様よりRedmi12 5Gの液晶交換の修理依頼をいただきました。
Xiaomi Redmiシリーズの修理時間は平均1時間
取り寄せ必須で一部機種は海外取り寄せ平均1週間となります。
【目次】
ご依頼端末について
本日は新居浜市内のお客様よりRedmi12 5Gの液晶交換の修理依頼をいただきました。
ご依頼端末について
Redmiシリーズは中国の小米(Xiaomi,シャオミ)製の中程度の性能と手ごろな価格が特徴のブランドです。
12 5Gは性能は低めでエントリーレベルですが、
画面が大きくiPhoneのProMaxやPlusのサイズ、バッテリーも大容量です。
価格は約三万ですが、
キャリアや中古ではかなり安価に買えるでしょう。
さらに、指紋認証や顔認証が使えるのも高得点です。
ただ、処理性能はエントリーレベルです。
もし高性能とコスパの両立を求めるなら、
同社のPOCOシリーズなどを選ぶのもアリです。
ご依頼端末の状態
御依頼端末の状態はバックライト切れです。
ブラックアウトにも見えますが、
液晶のためこのような状態でもうっすらと映像が見え、
バックライト不良なことがよくわかります。
今回はパーツがあったため、
当日中に修理を行いました。
修理過程
Redmi12 5Gもスマホですので、分解・清掃・交換といった基本工程は同じです。
ただ、iPhoneなどとは構造が違い、
修理時の注意点も異なります。
注意点
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フレーム構造の違い
構造としてはガラス製バックパネル-中間フレーム-メインフレーム-液晶画面ユニット
このように分かれています。そのため、iPhoneのように画面から分解したり、
バックパネル取り外し後に中間フレームを取り出さない・中間フレーム取り外し時にSIMスロットを抜いていないなど、
各所の構造の違いに注意しなければいけません。このような中間フレームや、中間フレーム・バックパネル一体型構造は、
RedmiやOPPORenoやgalaxyAなどの廉価端末に多い構造です。 -
パーツ種類の注意
Redmi12 5Gが液晶ディスプレイなので、
溶剤・液体注意なことはもちろんですが、
パーツ購入時にも注意があります。パーツには三種類あり、メインフレームと液晶が組み立てられている簡易アセンブリ品
簡易アセンブリ品にさらに電源ボタンなどがついており移植の必要がない上位アセンブリ品
液晶画面単体で、
故障端末の液晶を外し再接着などが必要な、液晶単品などがあります。電源ボタンは加熱機器がないと移植は難しいので上位アセンブリ品の購入をお勧めします。
購入時はLCD with frame品の電源ボタン部品がついているものを選びましょう。 -
海外限定品との混同
同じ名前の端末でも型番が違い、
パーツが違う場合があります。4Gモデルや5Gモデルのほか同名でも東南アジア向けモデルと日本向け品と中国国内向け品で違う場合があります。