Xperia1Ⅱのバッテリー交換
本日は、Xperia1Ⅱにバッテリー交換をさせていただきました。
まずは、裏面をヒートマットで温めて、テープの粘着を弱くします。
温めすぎると、内部の部品が熱で壊れてしまうので、手で触って熱くない程度になるまで温めます。
テープの粘着が弱くなったら、薄いヘラを背面パネルとフレームの間に刺しこんで、パネルを持ち上げます。
そうしてできた隙間に、プラスチックのピックを入れます。
入れた状態で、フレームに沿ってピックをぐるっと一周させると、フレームからパネルが分離します。
所々、粘着が強いところがありますが、力を加えすぎると部品が壊れてしまうので、温め直すなどして無理に開けないように注意します。
背面パネルがはずせました。
バッテリーを基盤から外していきます。
基盤の上にはカバーが取り付けられているので、まずはカバーを外していきます。
4ヶ所のネジを外して、プラスチックのヘラなどでカバーを下から持ち上げると外せます。
カバーは、ネジだけでなく、フレームの隙間にピンではまっているので、持ち上げるときに、少し力が必要です。
バッテリーのコネクターを外して、バッテリーの裏側についているバッテリーシールを除去します。
バッテリーが取り外せました。
新しいバッテリーを取り付け、もとの状態に戻して修理完了です。
バッテリーの寿命
スマホのバッテリーの寿命
項目 | 内容 |
---|---|
充電サイクル寿命 | 約300〜500サイクル(0%→100%で1回) |
期間の目安 | 約2〜3年(普通の使い方で) |
最大容量低下目安 | 約80%(寿命が近い状態) |
劣化を早める原因
要因 | 説明 |
---|---|
高温環境 | 40℃以上の環境は化学反応が加速し、寿命短縮。 |
満充電・過放電 | 100%充電・0%まで使い切るのは負担。 |
充電中の使用 | 高負荷・発熱により寿命が縮む。 |
急速充電 | 発熱を伴うため、長期的には負担に。 |
長く使うためには?
コツ | 理由 |
---|---|
充電は20〜80%の範囲で | バッテリーに優しい充電ゾーン。 |
寝てる間の充電は避ける | 100%のまま放置され、劣化進行。 |
高温・直射日光NG | 夏の車内・ゲーム中の充電に注意。 |
信頼できる充電器を使用 | 安定した電圧・電流が寿命を守る。 |
充電中の重い作業は避ける | 発熱が増え、化学的負担に。 |
劣化を止めることはできない
どれだけ気を付けていても、バッテリーの劣化は止められません。
減りが早いと感じたら
劣化したバッテリーを使い続けると、端末自体の寿命を短くしてしまいます。
バッテリーさせ交換すれば、お使いの端末を長く使い続けることができるので、
減りが早いと感じたらなるべく早く交換されることをオススメしています。
修理時間と料金
Xperia1Ⅱのバッテリー交換
修理時間:約1時間
料金:¥14,800
となっております。
当店では、Xperia以外にも、AQUOSやGalaxy、Googlepixelの修理も承っています。
アンドロイドの修理は、機種によってはパーツの在庫がなく、即日対応できない場合がございます。
あらかじめご了承ください。
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