これらはタプティックエンジン(Taptic Engine)と呼ばれる振動モーターの故障が原因かもしれません。
タプティックエンジンが壊れるとどうなる?
通知バイブやホームボタンのクリック感に異常が
タプティックエンジンとは、iPhoneに内蔵されている小型の振動モーターです。従来の単純な振動モーターと異なり、高速で繊細な動きを制御できるため、通知のバイブやホームボタンの擬似クリック、さらにアプリ内の細かなフィードバックなど多彩な振動を実現しています。
このタプティックエンジンが故障すると、以下のような症状が現れます。
・着信やLINE通知などが来ても全く震えない
・ホームボタンを押してもクリック感がなくなり、画面は動くけど感触がスカスカ
・カメラのピント動作や一部アプリでの触覚フィードバックが効かない
・振動の強さ設定を変えても改善しない
振動しないだけならまだしも、SE2は物理的な押し込みがない感圧式ホームボタンなので、タプティックエンジンが故障すると押した感じがなくなり使いにくさ が一気に増します。 タプティックエンジンが故障している場合、本体を再起動したり初期化をしても基本的には直りません。振動モーター自体が物理的に壊れているため、部品を新品に交換する必要があります。当店では次のような流れで修理を行います。
1.受付時に動作確認。バイブやホームボタン、他の機能も含め全体をチェック
2.本体下部の星型ネジを外し、専用ツールで慎重に画面を開ける
3.バッテリーコネクタを外し、基板をショートから守った上でタプティックエンジンを取り外し
4.新品の高品質パーツを取り付け、動作をテスト
5.問題なければ再度組み立てて最終確認し、作業完了
この工程でデータには触れないので、写真やLINEなどのデータはそのまま。修理自体は通常30分~1時間程度で完了し、在庫があれば即日お返しも可能です。 iPhone SE2のタプティックエンジン交換修理の流れ
データそのまま、最短当日で振動を復活
タプティックエンジン交換で操作感が元通りに
擬似クリックや繊細なバイブが戻る快適さ
タプティックエンジンを交換する最大のメリットは、何と言ってもiPhone特有の繊細なバイブレーションが元通りになることです。これにより
・着信・通知バイブが復活し、大事な連絡を見逃しにくい
・ホームボタンを押した時のカチッとした独特の感触が復活
・カメラ撮影時の微妙なバイブやアプリの触覚フィードバックも快適
といった、本来の使い心地を取り戻せます。特にiPhone SE2はホームボタンを多用するので、タプティックエンジンが正常に動くかどうかは使用感に直結します。
また、内部でタプティックエンジンが故障しショート気味になっていると、最悪の場合他の基板部品を破損する可能性もあります。
早めに交換することで二次被害を防ぐ意味でも重要です。
【まとめ】
iPhone SE2は今も十分現役で使える性能を持つ優秀な機種です。しかしタプティックエンジンが壊れるとホームボタンの操作感や通知バイブが失われ、一気に使いにくくなってしまいます。
当店ではiPhone SE2のタプティックエンジン交換を即日対応可能で承っており、データそのまま・最短30分から修理できます。
「通知に気づかない」「ホームボタンのクリック感が変」と感じたらぜひお気軽にご相談ください。無料点検も行っておりますので、お見積りだけでもお待ちしております。