本日は西条市のお客様より充電コネクタの修理依頼をいただきました。
iPhone13の充電コネクタ修理時間は平均・最短#分
修理金額は20,300円で防水材交換は別途550円いただきます。
端末紹介
西条市のお客様よりiPhone13の充電コネクタの修理依頼
御依頼端末の紹介
iphone13は2021年後期に発売された端末です。
iPhone12からの変更点は少なくマイナーチェンジ程度
ボタン位置や内部構造の変更による耐久性向上などはありますが、
新しい特殊機能などはカメラのシネマティックモード程度です。
ただ、やはりiPhoneです。
全体的な性能は丸くまとまっており、
誰が使っても便利に使える性能をしています。
発売価格は約10万円(Apple直販価格)で128GBからです。
端末の状態
端末の状態は充電機能の不良です。
以前に当店でバッテリー交換をいただいた際、
検品でも確認されており、今回悪化して充電できなくなったため交換の依頼をいただきました。
充電コネクタ修理はiPhone13の場合20,300円で平均90分ほどです。
※修理時の破損等を防ぐため保護フィルムは破棄させていただいております。
再度貼り付けなどをご希望の方はセット割などありますのでお気軽にご相談ください。
修理過程
修理過程
iPhone13の内部構造は12から洗練され、
分解も少しばかり楽になりました。
ただコネクタ交換はほぼ全ばらしを要求されるのと、
画面の取り外しなど難所は多いため未経験者の修理はお勧めしません。
分解
画面の取り外し
画面を取り外します。
ディスプレイ破損は最悪交換すればいいですが、
FaceiD用センサーモジュールは替えが効きません。
ディスプレイの左上にあるケーブルは絶対に切らないようにしましょう。
基板取り外し
充電コネクターモジュールは基板下にケーブルがあるため、
基板の取り外しが必須です。
基板を取り外す前に、余剰空間を開けるため別のパーツから取り外しを行います。
まずは下部のバイブレーター・スピーカー・SIMスロットの周辺の小物を外します。
SIMスロット取り外し時はSIMトレイ抜出と、
トレイ押し出しピンの戻しを行っておきましょう。
以上で取り外しができますが、
可能なら上部のスピーカーやインカメラも外しておきましょう。
コネクタ取り外し
コネクタを取り外し分解は完了です。
清掃
防水材など劣化している消耗品を交換する前に、
接着の妨げになる汚れや古い接着剤などを除去します。
交換
新しいコネクタ・防水材に交換し、
閉じる前に動作確認を行います。
組み立て
動作確認で充電動作と、
修理中の破損がないか確認を行って問題なければ逆手順で組みなおします。
androidだと共通化されやすいネジですが、
iPhoneの場合は0.1mm単位で異なるネジが使われています。
間違ったネジ穴へのねじ込みは基板を掘り破損させますので、
分解時のネジ管理などを徹底しましょう。
類似修理や再発防止
類似修理はこちら
応急措置
もし充電できなくなっても、
iPhone8以降の機種にはワイヤレス充電機能が搭載されています。
充電速度は遅いですが、
コネクタが破損しても関係なく充電できますので、
修理まで・機種変更までのつなぎとしてご利用ください。