本日は四国中央市のお客様よりiPhoneSE(第二世代)の再起動の症状修理のご依頼をいただきました。
主な症状は「panicfull」「watchdog timeout no successful」といったシステムエラーによる再起動ループ。
原因は充電コネクタ(底部マイク)の破損。
画面交換もセットでご依頼いただきました。
端末紹介と症状
iPhoneSE(第2世代)はA13 Bionicを搭載し、iPhone8と同じ筐体ながら高性能を誇る人気モデルです。
今回のご依頼端末は起動してもすぐに再起動する「リンゴループ」状態で、
動作不良を記録するpanicfullログには「watchdog timeout no successful」の記録が確認されました。
原因としては、長期使用に伴う充電コネクタ(Lightningポート)パーツに搭載された底部マイク破損が濃厚。
コネクタ交換と、破損したディスプレイの交換修理となりました。
修理過程
分解・内部確認
防水パッキンを温めてディスプレイを分離。
まず内部の状態を確認すると、Lightningポート部分の腐食とマイク部フレキの劣化断線が見られました。
部品交換
コネクタ部品を新しいものに交換。
さらに画面もセットで交換依頼をいただいたため、
通常価格9,000円からセット割引(2割引)を適用しました。
動作確認・再組立
交換後、起動テストを実施。再起動症状は完全に解消し、
充電・マイク・ホームボタン・FaceTimeオーディオすべて正常に動作を確認しました。
修理料金・所要時間
- 画面交換:9,000円 → セット割後 7,200円(税込)
- 充電コネクタ交換(マイク部品込み):9,680円(税込)
- 修理時間:平均60分
複数箇所の同時修理では、作業効率が上がるため割引価格でのご案内が可能です。
コラム:panicfullエラーの原因とは?
「panicfull」「watchdog timeout」などのエラーログは、
iPhone内部でハードウェア通信が正常に完了しなかった際に発生します。
主にバッテリーやコネクタ、基板接触不良などが原因で、
一見システムトラブルのようでも実際には物理的な故障が多く見られます。
再起動を繰り返す場合は早めの修理が吉!
放置すると電源が入らなくなったり、ログが破損して復旧が困難になることもあります。