新居浜市内のお客様よりiPad5のバッテリー交換依頼をいただきました。
修理は2時間以上
iPadは当日修理非対応機種も多くあります。
修理可能かの確認や、
ご相談などは下記お問い合わせ先一覧などからご気軽にどうぞ。
【目次】
端末紹介
新居浜市内のお客様よりiPad5のバッテリー交換依頼をいただきました。
端末紹介 iPad5
17年前期発売 6sなどと同程度の性能
iPad5は2017年3月に発売された端末で、
ApplepencilはiPadProは使えません。
Applepencilが利用可能な無印iPadシリーズは6以降です。
ご依頼端末の状態
バッテリーの劣化度は記録が残っていないので
速報でのご紹介は出来ません。
ただ、こちらの端末がバッテリーの劣化でLowBatteryLogが複数出ていることは確認済みです。
お客様のいう、バッテリーが急に減るという症状とも関連性があります。
交換料金は16,200円で交換可能
お時間は2時間以上になります。
iPad6~9までのバッテリー交換料金は17,200円になります。
交換過程
iPadの修理難度はiPhone14以降やandroid端末と同じか、
より難しいくらいです。
ガラスと液晶は一体型でない分離型で、
液晶・タッチパネル両方に汚れが付かないように、
傷つけないよう慎重な作業が求められます。
ただ、一体型液晶でないiPadと比べて、
アルコールを使いやすいのはやり易い点ですね。
加熱マット温度は50℃ほど、
局所的にヒートガンで加熱し、ヘラ・吸盤・アルコールをうまく使い接着を剥がしていきます。
うまく剥がせてもこんな感じ。
タッチパネルは何かに立てかけ、
液晶の四つ角のネジを外して画像のように持ち上げます。
ゴム状の柔らかい接着剤・緩衝材で埋められているので、
未分解品は少し抵抗があると思います。
無事に空いたらバッテリーの絶縁、
コネクタ部シールドとLCD・タッチパネルコネクタを外しバッテリーの取り外しに移ります。
バッテリーは強めの接着剤で固定されています、
専用のヘラかガラスフィルムの台紙など・アルコールと加熱機器をうまく使い取り外します。
取り外すとこんな感じ、
今回は台紙の塗料で汚れてしまいました。
本体フレームに残った接着剤除去と一緒に清掃・・・
したものがこちらです。
接着剤は平刃のデザインナイフをアルコールで濡れさせて削ぎます
あとは逆手順でバッテリーの取り付け・組みなおしを進めていき、
画面を閉じる直前。
画面閉じかけの状態でエアダスターを吹きホコリを飛ばします、
iPad内部を一時的に陽圧にするので外部からホコリが入る可能性が低く済むので最後です。
交換後がこちら、BatteryLife項目がしっかり100%になっています。