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御依頼端末の紹介

Redmi 12 5G は2023年に発売されたエントリー〜ミドルクラス向けのAndroid端末です。
発売時の価格帯は非常に抑えられており、大画面・5G対応が魅力のモデルとなっています。

安価にもかかわらず約6.8インチの高リフレッシュレート液晶大型ディスプレイを搭載し、
動画視聴やゲーム用途でも使いやすい設計です。
Snapdragon4シリーズのSoCを採用し、3Dゲームを使用しない最低限の使用には十分な性能を持っています。

端末の状態

今回は初期不良か水分・湿気が原因とみられる液晶不良が発生しており、
表示ムラや線状の異常が確認できました。
ガラス表面に大きな割れがなくても、
内部の液晶パネルのみが破損するケースは少なくありません。

⚠ スマートフォンの「耐水」性能について

スマートフォンは完全防水ではなく、あくまで「耐水」仕様です。
接着剤などで部品の隙間を埋め、一定の水分や液体への耐性を持たせています。

しかし、防水材や接着剤は経年劣化します。
例としてはSamsung Galaxyシリーズは背面パネルが劣化で取れることが有名です。 また、完全に隙間を塞ぐことはできないため、
使用を重ねることで埃や異物が内部に溜まり、劣化の原因となります。

スマートフォンはあくまで”精密機器”です。
「もしものための耐性」があるだけで、
高湿度環境や水没は大きな故障リスクとなります。
過信せず、取り扱いには十分ご注意ください。

Android端末は構造が機種ごとに異なるため、
分解時には内部配置を確認しながら慎重に作業を進めます。

分解

背面パネルを取り外し、バッテリーコネクタを先に遮断します。
液晶ケーブルや各種配線を傷付けないよう注意が必要です。

清掃

フレーム内部の埃や異物を除去し、
新しい液晶が正しく収まるよう下準備を行います。

交換

新しい液晶パネルを取り付け、
表示・タッチ操作・輝度調整などを確認。
問題がないことを確認して組み上げました。

スマートクール新居浜店では、
iPhoneだけでなくAndroid端末の修理にも対応しております。
液晶不良や画面トラブルでお困りの際は、ぜひご相談ください。