iPad よくある故障とは
電源が入らない
iPadのよくある故障でもっとも多いのが、電源が入らない状態です。
・突然画面が真っ暗になった
・電源ボタンを長押ししても反応がない
・充電しても起動しない
原因としては以下のようなことが考えられます。
・バッテリー切れやケーブルの接触不良
・iOSの一時的なフリーズ
・バッテリーの完全放電(長期間未使用)
・内部基板のトラブル(落下や水濡れの影響)
画面が真っ黒
電源は入っているように見えるのに、画面が全く表示されないケースもあります。
・通知音や振動はあるのに、画面がつかない
・ホームボタンを押しても無反応
・充電中のサウンドは鳴る
これは液晶・バックライトの故障、もしくは接続不良の可能性があります。
また、落下の衝撃や水濡れ後にこの症状が出ることもあります。
タッチ操作が効かない
電源も入る、画面も映る。でも、タッチが反応しない、これもよくある不具合のひとつです。
・ロック画面でスワイプできない
・アプリをタップしても反応がない
・文字入力やスクロールができない
この場合は以下の原因が考えられます。
・タッチパネル部分の破損やズレ
・静電気や汚れの影響
・iOSの一時的なエラー
一時的なものなら再起動で直ることもあるので、まずは強制再起動を試してみましょう。
壊れたと思った時の試せる対処法
強制再起動
通常の再起動ができないときは、強制再起動(ハードリセット)が効果的です。
モデル別の方法:
<Face ID搭載モデル >
音量アップ→ダウン→電源長押し
<ホームボタンあり >
ホームボタン+電源ボタン長押し(10秒以上)
強制再起動で、フリーズや表示エラーがリセットされることがあります。
こんな時は早めの修理へ!!
落下や水没した後の動作不良が起こった時
iPadを落としてから動かなくなった、飲み物をこぼして以降、電源が入らない――。
こうした場合は、内部にダメージがある可能性が非常に高いです。
・ガラスは無傷でも、内部パーツが壊れていることも
・水濡れは時間がたつとサビや腐食の原因になる
・放置しておくとデータ復旧すら難しくなる場合も
このような場合は、自己修復は難しいので早めの修理依頼がおすすめです。
再起動を試しても改善が見られない時
何度も再起動や強制再起動を試しても、
・電源が入らない
・操作が一切できない
・Appleロゴから進まない
こういった症状が続くと、システムの深刻なエラーやハードウェア故障の可能性があります。
再起動で治らないなら、修理か本体交換を検討する段階です。
本体が熱くなった時
触ったときに、異常に熱くなっている状態は要注意です。
・使用していないのに熱を持っている
・電源が入らないのに発熱している
・触っていられないほどの高温
これらは、バッテリーの異常や内部ショートの前兆かもしれません。
そのまま使い続けると、発火や膨張のリスクもあるため、すぐに電源を切り、使用を中止して修理を依頼しましょう。