新居浜市内よりiPhone13のバッテリー交換依頼をいただきました。
iPhone13のバッテリー交換は45分ほど、
料金は11,000円で13miniも同額です。
端末紹介
本日は愛媛県新居浜市内のお客様よりバッテリー交換依頼をいただきました。
端末紹介 iPhone13
2021後期年発売
iPhone13シリーズはiPhone12からSoCや本体サイズ・ベゼル幅・カメラ配置が変更され
カメラアプリにシネマティックモードやフォトグラフスタイルが追加された程度。
要するにマイナーチェンジモデルでしょう。
目立った新機能こそないものの、
堅実な設計で十二分に使えるスマホです。
ご依頼端末の状態
21年後期発売とはいえ、
iPhone15で85%を切っている端末もあるのでやはり使い方。
ご依頼端末の状態は新品容量と比較して87%まで劣化、
まだ交換を要するほどではありませんが、
使用感に合わせてメンテナンスを行うのがいいですね。
料金は11,000円で防水材の交換は+550円
お時間は45分ほどで交換可能です。
交換過程
iPhone13シリーズは前作12シリーズから
大きく内部構造が変更された点があります。
例えば防水材
11→12で大きく変わり、
13で少し変わりました。
具体的に言うと取り外す際に
ぶちぶちとちぎれやすかったのが多少ましになりました。
他は破損しやすかったfaceID関連で、
イヤースピーカーアセンブリが廃止され、
イヤースピーカーとその他センサーアセンブリに分離しました。
ドットプロジェクターも保護具が付き破損しにくくなりました。
あとは大体同じですね。
交換方法も変わりませんので早速分解していきましょう。
分解
分解時加熱マットは38~45℃
まずは底部にあるペンタローブねじ二つを外します。
底部にしろケースの穴になっている部分は総じて汚れやすいので、
掃除してから分解しましょう。
ねじ穴にゴミや汚れがついていると舐め易くなります。
おすすめは100均の歯ブラシで磨いて産業用ワイパーで拭き磨いてやれば一発です。
画面はずしは加熱しながら少量のアルコールで湿らせて
ヘラを使って剥がすなり吸盤で持ち上げて取りましょう。
ヘラも吸盤も一定の力を保ち、過度に動かして使用することのないように。
ヘラが折れるか画面が壊れます。
ヘラを少し傾け角度を保持、
開かなければ辺を変えてを二周ほど繰り返せばアルコールが染み、
熱で柔らかくなりカポッという音とともにツメが外れていくはずです。
四つ角は接着面が多いので少し固めです。
無事に空いたらあとは簡単。
画面を立てかけ、
シールドとコネクタを外し画面と本体を完全に分離させます。
バッテリーはテープで止まっています。
引っ張って剥がすこともできますが、
途中で切れることが多いので引っぺがします。
アルコールを少量ずつ、
剥がす前と途中の二回に分け注していきます。
プラスチックへらで剥がすのもいいですが、
今回は吸盤と併用します。
うまくやればバッテリーを曲げたり過度に傷つけず外せます。
本体フレームに残ったテープは摘まんで取りましょう。
iPhone8~11くらいまでカッターで削らないと取れないほど溶ける場合もありますが、
12以降はなくなりました。
古い画面接着剤兼防水材は引っ張って取れる場合もありますが、
基本は画像にあるような専用カッターを使い削り取ります。
うまく削っても多少は残るので、
脱脂綿を小さく丸めアルコールで湿らせてピンセットでもって清掃します。
あとは新しいテープを張り付け、
バッテリーを取り付け組みなおしたら交換完了です。