本日は愛媛県新居浜市内のお客様よりiPhone11のバッテリー交換依頼を頂きました。
バッテリー交換は最短30分
7,700円で交換可能です。
iOS18.1機種は最大容量が表示可能です。
端末紹介 iPhone11
本日は愛媛県新居浜市内のお客様よりiPhone11のバッテリー交換依頼を頂きました。
iPhone11は2019年後期発売の通常モデルで
処理性能はiPhoneSE2と同等。
ディスプレイは11シリーズ唯一の液晶機です。
iPhoneXRと同じ大きさかつ、
内部構造も似通っています。
前世代のXやXSシリーズに比べ
各部が洗練されケースを付ければiPhone12などと違いも分かりずらくなることや、
処理性能もSE2が十分現役であることから判るように十二分なものです。
今なお使用者の多い11シリーズですが発売から早五年ほど、
バッテリーの寿命が平均2~3年ほどと言われるように
今回ご依頼いただいた端末も交換時期が来たようです。
症状になるようなもの特になく、
充電の減りが気になることと単に経年劣化が気になったとのことです。
端末の状態
バッテリーの最大容量は71%
apple社の交換推奨は85%でapplecare保証での無償交換は80%未満なのでそれなりに劣化していることがわかりますね。
作業過程
iPhone11はSEを除くと分解のしやすい最後のiPhoneといったところでしょう。
下手な修理屋だとiPhone12以降の修理はできない、
修理時に破損させやすいです。
画面を38℃から45℃程度に加熱し
ヘラや吸盤を使って分解しますが、
修理経験の浅い方は内部ケーブルの切断破損に気を付けて作業しましょう。
破損に注意する箇所はケーブルだけではありません、
faceID様のドットプロジェクターにも注意です。
基本的にヘラを水平に刺し込むことは禁忌で、
本体フレームと画面の隙間に垂直に刺した後は角度を変える程度で内部に刺し進めないことです。
無事に空いたら、ケーブルを切らないよう画面を何かに立て掛けます。
コネクターのシールドと固定ねじを外し、
画面と本体を分離させたらいよいよバッテリー交換・・・
の前にやることがあります。(後でもいいです。)
劣化し異物のついた耐水テープを除去しましょう。
触れるだけでも破損するドットプロジェクターに気を付けつつ
インカメラユニットを外し黒いテープをすべて除去。
ゴミや垢などの異物を綿棒や産業用ワイパーとアルコールをうまく使い除去します。
きれいに取れたらバッテリー交換を行います。
バッテリーを固定する接着剤はうまく除去するにはコツや専用の道具が必要です。
無事に交換できたら、交換用の耐水テープも張りインカメラユニットも戻して最終確認です。
画面を仮付けして動作確認を行ったら、
シールドを取り付け耐水テープのフィルムを剥がし組みなおして交換完了です。
今回は耐水テープの汚損が激しく清掃にお時間をもらったこと、
バッテリーテープがきれいにはがれず、刃物で慎重に除去したため時間がかかりました。
お時間約45分ほど、
耐水テープの張り替えは有償550円で合計8.250円となりました。