新居浜市多喜浜 周辺よりiPhoneXのバッテリー交換のご依頼をいただきました。
今回はバッテリーに加えて・・・画面交換のご依頼もいただきました。
なぜ画面交換をする必要があったのかなど、
修理過程などで解説していますので是最後までご覧ください。
【目次】
本日の端末紹介と各種修理箇所の説明。
本日は新居浜市多喜浜 周辺より来店くださいましたお客様よりiPhoneXのバッテリー交換のご依頼をいただきましたが
ご来店された際の確認で気になるものが・・・
それは
黒点と液晶焼け
若い方々は馴染み薄いかと思いますが
ブラウン管や液晶テレビなどなどでスクリーンセーバーがなぜあるのか?
知っている人・そもそも見たことある人はいますか?
DVDの文字が色を変えながら真っ黒の画面を流れる映像など
スクリーンセーバーといいよく使われていました。
映像を映し出す部品
ブラウン管ディスプレイや液晶ディスプレイや液晶ディスプレイなど
主に液晶などと略されるこれらの部品にはある問題があります。
それが焼き付きで症状の進行を遅くしたりするために用いられたのが
スクリーンセーバーでした。
ただスマホや近年の液晶ディスプレイでは技術の進化などで
焼き付き難くなりスクリーンセーバーを見ることはなくなりました。
ただ焼き付きがなくなったわけではないんです。
このように時刻表示や地図アプリのアイコンなどが画面に
着いたまま消えなくなる液晶焼け。
iPhoneXシリーズをご利用かつ、地図アプリなどを常用するドライバー方々に多く見られます。
また最近ではiPhone15シリーズで焼き付きが多く起こっているようです。
バッテリー交換
一時のニカド電池からリポ電池、
そして昨今主流のリチウムイオン電池へと
携帯可能な電化製品への電源供給手段は変わっていきましたがある問題が。
それはバッテリーの劣化です。
一般に完全放電から満充電に相当する量の充電を一回分とし
600から800回分の充電を行うとバッテリーは元容量の2割が劣化で使用できなくなります。
だんだんと容量が減っていく他、
劣化で生じた異常でバッテリーが膨らんだり、
電源供給ができず文鎮化したり
基板内表面実装部品を破損させることも稀にあります。
修理過程の紹介
iPhoneXは同世代のiPhone8などと異なり
ディスプレイがフレームに深く押し込まれ、
側面がフレームに包まれるような今までとは異なる構造をしています。
これ以降続くディスプレイがフレームに
深く押し込まれ側面をフレームに包まれる構造ですが、
画面端の黒帯(ノッチ)を薄くしたり有機ELディスプレイを搭載するのに
向いていますがある欠点があります。
それは汚れが隙間に詰まりやすい・・・そうです、画面-フレーム間のわずかな隙間に主に手垢などの汚れが詰まっていきます。
手垢に含まれる油分などは防水性を担うパッキンを劣化させるほか
修理時の妨げになります。
これらの要因があるため一般個人での修理。交換は
ある程度の経験がなければきれいに交換・修理を終えることができず、
途中で失敗するか修理後に画面の緩みや水分の侵入によって破損することがあります。
少し話がそれましたが修理開始です。
画面を取り外し
各種コネクタやバッテリーを取り外します。
画面に実装されたイヤースピーカなどを移植して
組みなおせば修理完了です。
液晶焼けもしっかり治っていますね。
電話・メールお問い合わせ先など。
本日は新居浜市多喜浜 周辺からご来店されたお客様のご依頼でしたが
新居浜店では西条市・四国中央市からの修理依頼も日々いただいております。
お気軽にご相談・お問い合わせください。