新居浜市前田町よりiPhoneSE2のバッテリー交換でご依頼いただきました。
①iPhoneに搭載されているバッテリー
バッテリーには大きく分けてリチウムイオンバッテリーと鉛バッテリーがあり、
iPhoneにはリチウムイオンバッテリーが搭載されています。
リチウムイオンバッテリーは鉛バッテリーに比べて小型かつ耐久性に優れ、
急速充電が可能なため多くの家電製品に使用されています。
そんないいところがいっぱいなようにも思えるリチウムイオンバッテリーにも実は欠点があります。
結果、過放電・過充電に弱いことが挙げられます。
みなさんはiPhoneのバッテリーの充電が２０％、１０％を切ったときにアラートが
出るのを体験したことはあるでしょうか？
その状態を超えてバッテリーの充電が０％になってしまった状態で放置してしてしまうことを過放電と呼びます。
そのため、昔使っていたケータイ電話を久しぶりに起動させようとしても起動しない
というときは過放電によるバッテリーの劣化が考えられます。
よって使っていない端末でもバッテリーの寿命を伸ばすためには定期的な充電が必要となります。
では、過充電はどういった状態かというと１００％充電された状態で
充電器に繋いだままにして使い続けてしまっている状態になります。
また、その状態を防ぐためiPhoneはバッテリー充電の最適化機能がります。
例えば就寝時など長時間充電されると予想される場合８０％まで充電が完了すると
その後の充電を遅らせる設定が元々の状態でなされています。
就寝時の充電はベッドで行われる場合上に布団などがかかってしまうと
たいへん熱を持ちやすく危険なため心配で就寝までに充電を完了させたいといった場合もあると思います。
そういった場合ロック画面に表示されるバッテリー充電の最適化の通知を長押しし、
今すぐ充電を押すと８０％以降の充電を遅らせずに充電することが出来ます。
さらに、その他にも充電完了後すぐに充電器を取り外すことができない場合のために充電上限を８０％にしたり、
すぐに取り外すことができる方のためにこの設定を切る事もできます。
②今の時期が危険です
次に寒さ、暑さに弱いことが挙げられます。
冬の寒い時期や夏の暑い時期にバッテリーの減りが早いと感じたことはありませんか？
リチウムイオンバッテリーの推奨使用温度は０～３５℃、
最もパフォーマンスを発揮できるのは１６～２５℃とされています。
つまり、空調が使用されていない環境下はバッテリーに負担がかかりパフォーマンスの低下につながります。
また、炎天下の車内など高温になり、バッテリーが９０℃を超えてしまうと発火の原因にもなりえます。
上記のことに気をつけていてもどうしてもバッテリーの劣化は徐々に起こってしまいます。
加えて、iPhoneのバッテリーは約１０００回のフル充電で新品のバッテリーの最大容量の
約８０％になってしまうとされています。これは１００％充電したとしても
新品の状態のバッテリーの８０％分しか蓄えることが出来なくなってしまっていることを意味します。
また、最大容量が８５％を切るとバッテリーの交換時期とされています。
交換せずにそのまま使い続けると端末が起動しなくなったり、
バッテリーが膨張して発火の原因になる場合があります。
③バッテリー修理は当店で
ここまでリチウムイオンバッテリーの発火のリスクを何度か挙げましたが
リチウムイオンバッテリーが原因の火事の原因は何が一番多いと思われますか？
なんと原因が判明している中では分解によるものが一番多いのです！
そのため、自己修理は大変危険であり、また正しい使い方をすることで
安全にご利用いただけることもご理解いただけるかと思います。
また、安全にご利用いただくためにもバッテリーの調子がおかしいなと思われた場合には
ぜひスマートクール新居浜店へお越しください。
もちろん、バッテリー以外の修理も承っておりますのでお困り事があれば
スマートクール新居浜店のご利用をぜひご検討ください。
新居浜市前田町よりお越しいただきましたが
新居浜市前田町、以外の地域からも多くご利用いただいております。
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