電気工作

コンデンサの働き

この記事では

「コンデンサの働き」

についてご説明していきます。

 

 

コンデンサの働き

 

コンデンサは向かい合った絶縁状態にあり、本来電流は流れていないはずです。

しかし、回路全体を眺めると電気が流れているようにみえます。

これはいったいなぜなのか?

今回はこの疑問についてご説明していきます。

 

コンデンサの直流における働きを考えるために、

抵抗RとコンデンサCがつながれた回路があるとします。

抵抗Rは回路を流れる電流の量を調整するために入れてあります。

スイッチをONにすると、コンデンサCに徐々に電気がたまっていきます。

たまる速さは抵抗Rの大きさで決まります。

この際、抵抗Rには確かに電流が流れています。

そして、コンデンサが蓄えられる電気の最大量に近づくにつれて、

抵抗Rを流れる電流は0に近づきます。

このような仕組みから、直流回路の場合、

最初は電流が流れるものの、いずれは流れなくなる状態になります。

 

ちなみに、抵抗がなければコンデンサに電気は一瞬でたまります。

したがって、回路を流れる電流も一瞬でなくなります。

 

この現象をもう少し詳しく説明します。

コンデンサのプラス側の電極をP、マイナス側の電極をQとします。

電池から供給される+の電荷と-の電荷はそれぞれ、

電池の-、+の極に引き付けられるので、

電極Pには+の電荷が、電極Qには-に電荷が流れ込んでいきます。

このとき、-の電荷の流れ、つまり電子の流れは電池の-極からコンデンサのQへと流れていています。

電子の流れる向きと、電流の流れる向きは逆なので、

コンデンサのQ極から電池の-極へと電流が流れることとなり、

あたかも、電流がコンデンサを通過したようにみえるわけです。

 

コンデンサの性質

 

上記のことから次のようなことがいえます。

 

コンデンサCにたまる電気がいっぱいになるまでの時間

(電流が流れなくなるまでの時間)は、

抵抗Rの抵抗値が大きいほど、

また、コンデンサCの容量が大きいほど長くなる。

 

つまり、R、Cそれぞれの値に比例するということです。

これは大切な性質なので是非覚えておいてください。

 

スマホ修理はスマートクール今治新都市店にお任せください

 

当店はスマホに関するより深い知識を身に着けて、

修理のクオリティをより高くし、

お客様が安心して修理をお任せいただけるように日々善処していおります。

 

そのために、電子機器組立技能士3級の取得を目標とし

このブログの場をお借りして、勉強した内容のアウトプットをさせていただいております。

資格の取得によって、現在長い場合1週間ほど端末をお預かりさせていただいている

基盤修理の施工時間を少しでも短くできればと思っております。

 

基盤修理のための勉強として書かせていただいている当ブログですが、

基盤修理以外の画面割れ、バッテリーの劣化、充電ができないなど

大抵の修理は即日対応しています。

 

また、iPhone以外にも

iPad・Applewatch・Macbook・switch・Android(一部の機種に限ります、詳細はお問い合わせください)

などの修理も承っております。

 

上記の修理もパーツの在庫があれば即日、

パーツがない場合はお日にちいただければ対応可能です。

 

修理をご依頼いただくにあって何かご相談やお困り事がありましたら、お気軽にお問い合わせください!

 

店舗情報はこちら

WEB予約はこちら

気軽にお問い合わせ下さい

気軽にお問い合わせ下さい

メールでのお問い合わせはこちら

メールでのお問い合わせはこちら